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キャンプの夜の雰囲気づくりはフュアハンド「ベイビースペシャル276」にお任せ!

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筆者私物。

キャンプの夜に不可欠なランタン

夜のキャンプシーンにおいて、必要不可欠なギアであるランタン。そのランタンにもたくさんの種類がありますが、雰囲気づくりにおいて特におすすめしたいのがオイルランタンです。

筆者も1年程前に「フュアハンド ベイビースペシャル276」を購入し、使用していますが、既に手放せないギアとなっています。今回は愛用者の目線で「フュアハンド ベイビースペシャル276」をご紹介致します。

オイルランタンとは?

オイルランタンは、ハリケーンランタンと呼ばれるものが主流となっています。悪天候下においても安定して点灯し続ける事からこう呼ばれています。言葉通り、キャンプやアウトドアシーンなどでも場所や天候を選ばずに使用できるところがオイルランタンの人気の理由の一つと言えるでしょう。

燃料は通常、灯油かパラフィンオイルを使用します。灯油は比較的容易に入手でき、かつ安価な反面、煤(すす)が出やすかったり、専用の容器(燃料ボトルなど)が必要だったりします。

一方、パラフィンオイルは灯油に比べて値は張るものの、煤が出にくく、また、ボトル入りで購入できる利点もあります。ものによっては虫除け効果のある商品もあります。これらメリットとデメリットを考慮した上で選択するといいでしょう。

また、オイルランタンは、加圧式と非加圧式に大きく分類されます。加圧式はマントルの空焼きやポンピングといった準備作業が必要ですが、非加圧式は灯芯という燃料を染み込ませた芯に着火して明かりを灯す、というシンプルな構造のため、手軽に扱う事ができます。

左側が加圧式ランタンで、右側が非加圧式の「フュアハンド ベイビースペシャル276」。

非加圧式であるベイビースペシャル276は、LEDや加圧式のランタン程光量が無いため、メインランタンとしての使用には少し物足りない感じもあります。しかし、オイルランタン特有の炎による柔らかな明かりで、非日常的な空間を創出してくれます。

光量は少なくとも、存在感抜群のフュアハンド ベイビースペシャル276。

ベイビースペシャル276のおすすめポイント

デザインがお洒落

ベイビースペシャル276はデザイン性が良く、またアンティークな見た目から、サイトに一つあるだけでも雰囲気を良くしてくれます。また、キャンプに行かない時でも、家でインテリアとして装飾できますし、読書灯などに活用できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

取り扱いが簡単

オイルランタン自体の構成部品がそこまで多くなく、理解しやすい構造である事から、取り扱いのハードルは高くありません。また、灯芯の交換やメンテナンスなどを考えても、難しい作業ではありませんので、初心者でも安心して使用する事ができます。

燃費が良い

ベイビースペシャル276はタンク容量が340mlとなっており、光量の調整具合にもよりますが約20時間の燃焼に値します。1泊のキャンプにおいては、十分すぎるスペックかと思います。また、燃料も灯油やパラフィンオイルを使用しますが、特に灯油においては、かなりのランニングコスト低減に繋がります。

カラーバリエーションが豊富

とにかくカラーバリエーションが豊富で、自分好みのカラーやサイトの雰囲気に合わせたカラーをチョイスする事ができます。女性にも人気があるのも頷けます。私は無塗装(ジンク)を使用しておりますが、どんな状況にもマッチしてくれるので重宝しています。

コストパフォーマンスが良い

これだけデザイン性、機能性、操作性を兼ね備えていながら、ネットや店舗での販売価格を考えると、コストパフォーマンスが良いと思います。初期投資が抑えられる点からも、オイルランタン導入への後押しになります。

使用しない時間帯でも、テーブル上に置くだけでお洒落な雰囲気が漂います。

使用上の注意点

前項でベイビースペシャル276のおすすめポイントを挙げましたが、一方で使用してきた中で見つけた注意点もいくつかあります。

まず始めに、燃料に灯油などを使用するので、テント内などの閉鎖空間で使用すると、一酸化炭素中毒の恐れがあります。使用場所には十分注意を払うと共に、必要に応じて換気対策などを心掛けましょう。

続いて、個体差にもよりますが、燃料の液漏れが起きやすい事です。タンクのキャップには元々紙製のパッキンが付属していますが、ランタンを傾けたりするとキャップとタンクの接合部分から液漏れが発生する場合があります。持ち運びの際は燃料を空にする、傾けない様にケースやボックスに入れるなどの対策が必要となります。

また、元々付属しているタンクキャップの紙製のパッキンを、耐油性のOリングに交換するのも解決策になりますので、液漏れが気になる場合は是非試してみて下さい。

純正の紙製パッキン。液漏れが気になる場合はこのパッキンを交換するのも手です。

最後に、点火の際にホヤを持ち上げて灯芯に点火しますが、その際にホヤと芯の隙間が狭く、点火しづらいと個人的には感じました。

ライターを使用すると、ランタンを傾けざるを得なかったり、指を火傷する恐れがありますので、点火には柄の長いマッチや着火用ライターなどの火口までリーチがあるものが安全かつ確実です。

ホヤを持ち上げた後の灯芯とのスペースが狭いため、ライターだと入り込めないので点火しづらく、火傷の恐れもある。

火口までのリーチがあると灯芯まで近づけるので安全に点火できる。

是非、オイルランタンを取り入れて非日常的な空間を!

いかがでしたか?

オイルランタンならではの明かりを眺めながら、キャンプ飯やお酒、会話を楽しむ時間はきっと特別なものになります。また、真夏や雨など、焚き火できない(しない)場面においても、オイルランランの炎の揺らめきがリラックスさせてくれるでしょう。

気になっている方やこれからキャンプを始める方にこそ、是非手に取って頂きたいオイルランタン。きっと、非現実的な時間を過ごす事が出来ますよ。

フュアハンド ベイビースペシャル276

本体寸法:15×2cm
重量:480g
タンク容量:340ml
燃焼時間:20時間以上
明るさ:5W

私が書きました!
アウトドア愛好家
たまぞう
神奈川県在住。キャンプや釣りといったアウトドアが大好きで、最近は専ら4歳の息子との父子キャンプがメイン。シーンに合わせたキャンプ飯作りにもハマっている。また、レザークラフトやDIYでギア作りも楽しむ。直近の目標は、奥さんにキャンプを好きになってもらうこと!

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