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Channel: 道具・ギア(買い物) | 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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もういくつ買ったのか、わからない……。僕の大定番・ビクトリノックス「クラシック」

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私が書きました!
アウトドアライター
高橋庄太郎
アウトドア系ライター。高校山岳部で山歩きを始めた関係で、今もいちばんの得意分野は「山」だが、川や海でのカヤックなども大好物。『山道具 選び方、使い方』(枻出版社)など著書も多数で、イベントやテレビ番組への出演も増えている。Instagram ShotaroTakahasi

活躍度はダントツの1! これがなくては生活できない

アウトドア系ライターという仕事柄、僕はたくさんのナイフ類を持っています。用途や大きさの違いはもちろん、どこかに行ったときの記念に買った安っぽいものや、子どものころの思い出のおもちゃのようなものまで含まれば、おそらく30個以上。でも、実際によく使っているのは5つ程度でしょうか。ちなみに、自分で初めて買ったナイフらしいナイフは、アーミーナイフの代名詞的存在のビクトリノックスの製品。正確に言えば、ナイフ付きのマルチツールです。僕は高校で山岳部に入りましたが、1年生の夏休みにヨーロッパへ一人旅をする機会もあり、本国スイスで登山向けのタイプを購入したのでした。

大小のナイフと缶切り、栓抜きだけのシンプルさ。現在の同社のラインナップにはないモデルのようですが、「リクルート」という製品に近いようです。しかし、今は缶切りも栓抜きも使う機会はないなあ。

そんな僕のナイフ群の中でいちばん使っているモデルは、ビクトリノックス「クラシック」。考えるまでもなくダントツです。こいつは僕の小指とほぼ同じ長さで、かつ厚みは1/2程度という超小型タイプ。アウトドアだけではなく日常生活の上でも欠かせない存在になっていて、いつでも瞬間的に取り出せるようにしているのです。誰かにあげたり、なくしたり、パーツが傷んで買い直したり、はたまた山中で拾ったりして、これまでに少なくても10数個は使ってきたはず。価格は2000円以下ですから、“色に飽きた”なんて理由だけで新しいものを買ったこともあります。

現在の僕の手持ちのクラシック。直近の愛用品はいちばん上にあるスケルトンブルーのものです。

30年使い続けている定番「クラシック」と、その派生モデル

ここまで僕は「クラシック」と書いてきましたが、実際はクラシックには派生モデルが多く、例えば上の写真のブルーのスケルトンカラーは「クラシックSD」という名前。購入時は普通のクラシックよりも数百円高かった記憶があります。そういえば昔、USBメモリ付きのクラシックも持っていたっけ。たしか128㎆しかなく、現代では使い物にならないスペックでした。

さて、前置きが長くなりましたが、僕はつい先日も新しいクラシックを購入しました。その名も「クラシックSDウッド」。ハンドルがヨーロピアンウォールナット(くるみ)で、これまでに僕が買ったクラシックの中でもっとも上品な雰囲気をたたえています。ただし機能性でいえば、むしろ普通のクラシックのほうがいい(後述)のですけれど……。ハッキリいって、購入動機は「見た目」であります。

これが「クラシックSDウッド」。サイズはクラシックとまったく同じですが、重量はクラシックよりも1g軽い、19g!

正確な長さは58㎜、そして厚みは6mm。とにかく小さいんです。

ビクトリノックスのマルチツールといえば、ハンドルの素材はほとんどが樹脂製で、イメージカラーはレッド。しかし、この木製ハンドルの美しさといったら! 同社のウェブサイトでは税抜き価格3500円と、一般のクラシックの倍近い値段になりますが、それだけの価値はあるというものです。

ところで、僕は”アウトドア”で使うナイフには3つの機能を求めています。それは、ナイフ、ハサミ、プライヤー(ペンチ)。だからこそ単純なナイフではなく、ビクトリノックスのようなマルチツールを選んでいるわけです。そのために、登山などのときはクラシックの機能だけでは物足りないので、他のマルチツールを併用しています。僕のナイフの中でもっとも出番が多いといっても、それはあくまでも街使いを含めての話。アウトドアでは細かな作業ができるプライヤーは非常に重要な機能なんです。

しかしキーホルダー代わりの街使いならば、プライヤーの出番はなく、ナイフとハサミがあればだいたいOK。クラシックSDはナイフとハサミの機能を持つ以外に、さらに先端がマイナスドライバーになった爪やすりも付けられています。ついでにいえば本体の端にはカギなどを取り付けるキーリングもあり、メーカー的にはこれで5つの機能と計算するようです。

上から、ハサミ、スモールブレード(ナイフ)、爪やすり。爪やすりの先はマイナスドライバーになっています。

段ボール箱の開封に、旅の間の爪切り代わりにと、いつも大活躍!

僕は仕事上、アウトドア用具が梱包された段ボール箱を毎月大量に開封しますが、そのときにこの小さなブレードのナイフが大活躍。大きめのナイフよりも、よほど使い勝手がいいのです。一方で、アルミ缶くらいなら平気で切れる鋭いハサミも重宝し、爪やすりも意外と便利です。長旅の際は、ハサミで爪を切って、爪やすりで形を整える……なんて使い方も珍しくありません。

とにかくこれがあれば、日常生活が格段に便利になること間違いなし。30年近く使い続けてきた僕は、きっとこのまま死ぬまでクラシックをいつも持ち歩くことでしょう。

とはいえ、先に書いたようにクラシックSDウッドは見た目がすばらしいものの、クラシックに比べて機能性は劣るんですね。じつは普通のクラシックには“ピンセット”と“つまようじ”もついているのですが、クラシックSDウッドは省略。ピンセットとつまようじを入れる部分の細かな加工は、ハンドルが樹脂製でないと難しいのでしょう。つまようじはともかく、本当はピンセットもけっこう活躍するパーツなのですが、仕方がありません。

しかし、いいんです。これだけ雰囲気のある木製ハンドルを使う楽しみができたんですからね。

グリーンのクラシックには、ピンセットとつまようじが付属。それに対し、クラシックSDウッドはシンプルです。

予想以上に早かったクラシックSDウッドの使い始め

最後にちょっとした裏話的なことを。この記事を作るために、僕は1カ月以上も前に自分のクラシックたちを撮影していたのですが、ちょうどその直後に飛行機に乗る機会がありました。遅刻気味で時間はギリギリになっており、いつもはクラシックを機内預けにしているのに、このときはうっかりとそのまま手荷物検査のゲートに! そして僕のスケルトンブルーのクラシックは機内に持ち込めないと告げられ、あえなく没収というか放棄させられてしまったのでした。あいつはあいつで気に入っていたのにな……。

そんなわけで、その旅の帰宅後はクラシックSDウッドをパッケージから取り出して、デビューさせることにしました。もう少しの間、使い始めないでキープしていようと考えていたのですが……。かなり硬い木材なので簡単にはハンドルに傷がつかないようですが、使い続けるうちに少しずつ経年変化の味が出てくるんでしょう。今から楽しみです。


快適すぎてヘビロテ決定!ペンドルトンの「座布団」がキャンプでも家でも大活躍

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ペンドルトンといえば、昔ながらのネイティブ柄をあしらったウールブランケットのイメージを持つ人が多いはず。最近はバスタオルやチェア、アクセサリーなど幅広い商品が登場しているが、個人的に気になったのが座布団!

アメリカのブランドのため、座布団という言い方が正直しっくりこないのだが、つくりを見ると「座布団」以外の何者でもない! ということで、そんな和洋折衷なアイテムを実際に購入したので、その感想を紹介する。

約6cmの厚みで内外問わず快適に座れる

ペンドルトン「チェアーパッド」¥2,700+税

このチェアーパッドは、キャンプやリビングなどいろんなチェアの座面にのせて使うアイテム。ペンドルトンらしいクラシカルな柄が使用されており、遠目から見ても美しく感じられる。サイズは一辺42cmの正方形。

カラーは全部で5色を展開。こちらはハーディングネイビー。

細く見てみると、ソファなどに見られるボタン付けのようなくぼみはすべて糸で処理されており、どちらかというと座布団の締め糸に近いデザイン。生地はコットンを使用しているが、生産はインドで行っているとのことで、どこか民族的な織りを感じさせる。

なお、柄には個体差がありすべて同じような配置に模様が施されているわけではないため、2個以上を統一したデザインで購入したい人は店頭へ行って買うのがおすすめ。

このために作ったのか!? と思うほどチェアにシンデレラフィット。

実際にチェアに装着してみた。ウッドフレームのフォールディングチェアにぴったり収まり、ふかっとした質感が安定性を向上した印象。厚みは一番高いところで約6cmあり、ポリエステルの中綿が中にしっかり入っているため、クッション性も申し分なし。

蝶結びをするには難しいため、一重結びで固定。

隅の2箇所には紐が付いており、チェアの脚に巻いて固定できる。このデザインを見ても、やはり座布団のようだ。紐の長さも1本約16cmもあるので、キャンプチェアはどれもしっかり結ぶことができる。これでどこかに飛ばされる心配はなさそう!

チェアーパッドをいろんなもの・場所で使ってみた

コンパクトチェアでも使えるのは、幅が広がりキャンプでも嬉しい!

フォールディングチェアだけでなく、他のチェアでも使えるかと思い、ヘリノックス・タクティカルチェアにも置いてみた。うむ、問題なし! ただし、先端部がやや出っ張ってしまうため、前屈みになるとツルッと滑る可能性があるので注意しよう。

公式ページではチェアーパッドの重量が記載されていないが、筆者が計ってみたところ約427gで、個体差はあるにせよコンパクトチェアの簡易的な重しになりそう。吹き飛ばされやすいものに載せてみてはいかがだろうか。

ちょっと低めのチェアやソファに使えば、座高調整にも使える。

このチェアーパッドをいろんな場所で試してみた。室内では床、ソファ、仕事用のチェア、そしてリビングチェアなどいろんな場所で使用できた。特に6cmの厚みのおかげで、床では腰が痛くなることはなかった。

半分に軽く折れば、エコバッグなどに入れて持ち運べる。

冬のお座敷スタイルでも使えること間違いなし。

さらに、庭キャンプやベランダキャンプでも便利。サーマレストのZライトなどをクッションにする人が多いが、これならひとり1個使えば家さながらの快適な座り心地を味わえる。

シートヒーターの熱を少し和らげる役割もできる。

筆者はその他に、クルマの座席に置いて使用している。助手席や後部座席に座る際に重宝している。ただ運転席で使用すると、視界やアクセル&ブレーキの足の位置などが変わり、普段通りの運転ができないため残念ながら使用していない。

チェアーパッドの気になったところ

本体に縫い付けられている品質表示タグ。

座り心地もよく、デザイン性も申し分ないが、気になったことが2点。1点目が品質表記に記載されていること。そう、洗濯はすべてNGなのだ! 手洗いもドライクリーニングもできないため、衛生面でやや不安が残る。

部分的な汚れについては、中性洗剤を湿らせた布や雑巾などでたたくように取るようにと記載されている。手入れをする場合は、除菌スプレーなどをかけたり、天日干ししたりして定期的にケアをしてあげたほうが良さそうだ。

また、生地がややデリケートのため、一度引っ掻くとほつれが止まらなくなる可能性がある。ペットが使用したらとんでもない事態になりそう。そのあたりの管理も気をつけよう。

家でもキャンプでも快適性は上がったので「買い」なアイテム

筆者はあまりの快適さに2枚を購入。

難点はいくつかあったが、今まで不快に思っていたところでこのチェアーパッドが活躍してくれるので、トータルで見ると買って良かったと感じている。現在は家で使用する人が増えていることもあり、在庫が切れることがあるそうだ。タイミングを見て、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

製品情報

価格:¥2,700+税
サイズ(約):42×42cm
重量(約):427g
素材:生地/コットン、中綿/ポリエステル

構成・撮影/小川迪裕

新発想!DODの収納コンテナ「ヨクミルヤーツ」に専用オプションパーツが続々登場

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ヨクミルヤーツと聞いてすぐにわかる人は少ないはず。これはDODが名付けた収納コンテナのアイテム名である。ネーミングセンスも相まって大好評とのことだが、これに装着する専用のオプションパーツが次々に登場。これから注目を集めそうだ。

ヨクミルヤーツに「スワルヤーツ」

DOD「ヨクミルヤーツ」¥3,300(税込)

オプションパーツを紹介する前に、まずはヨクミルヤーツを簡単に紹介。こちらは容量50Lの収納コンテナで、静止耐荷重は約100kgと丈夫に作られており、大人が座っても壊れないのが魅力。

「キャンプでよく見るヤツでしょ!」と思うかもしれないが、こちらは同ブランドのオリジナルカラーとして国内生産している特別仕様! ODカラーを採用し、他のコンテナと比べて色が濃くなっている。

DOD「スワルヤーツ」¥5,500(税込)

そんなオリジナルコンテナのオプションとして新たに登場したのが、「スワルヤーツ」。これも実は商品名で、ヨクミルヤーツ(以下、コンテナ)の上に装備するソファ型オプションパーツ。商品単体のサイズは幅約64×奥行き約47cmとなっており、コンテナに装着すると全体の高さは約69.5cm、座面高は約40cmになる。

装着方法はいたって簡単で、コンテナのフタに固定金具の引っかけ、それにフレームを付けたらクッションをかぶせて面ファスナーで固定するだけ。ポイントはコンテナの本体ではなくフタに固定するため、中に収納した道具を取り出せるところ。工具なしで取り付けられるので、手間がかからないのが嬉しい。

背もたれと座面にはクッションが入っており、長時間座っても足腰が痛くなりにくい。フレームには丈夫なアルミ合金を使用し、背もたれの静止耐荷重は約20kgなので、大人でもある程度背中を預けられる。

また、クッションを外してたたむことで、コンテナを上にスタッキングできるのもポイント。車載するときも無駄なスペースを作ることはなく、上に載せたコンテナが安定するのも魅力だ。

製品情報

価格:¥5,500(税込)
使用サイズ(約):64×47×69.5cm 座面高さ約40cm
収納サイズ(約):60×40×10.5cm
重量(約):1.6kg
耐荷重(約):座面/100kg、背もたれ/20kg

スワルヤーツの詳細はこちら
https://www.dod.camp/product/cs1_735_gy/

DOD「シキルヤーツ」¥4,400(税込)

次に紹介するのは、コンテナの本体に装着する「シキルヤーツ」。その名のとおり、道具をきれいに収納できるように誕生した仕切りの役割を持つアイテム。

仕切りの板は大が3枚、中が2枚、小が4枚の計9枚が付いており、自由にスペースを分けて収納スペースを作れるのがポイント。すべて使用すると全部で8つのスペースを作ることができ、収納する道具に合わせて微調整することも可能。

また、コンテナの外にも収納ポケットとなるパネルがあり、設営に必要な道具を入れられるポケットや、小型ライトなどをつけられるウェビングもある。フタを開けずにすぐに使いたい道具はここに収納すると便利そうだ!

こちらの仕切りはコンテナの中だけでなく、単体で収納ケースと使用できるのも魅力。両サイドにハンドルが付いているので、持ち運びも楽チン。

ヨクミルヤーツ、スワルヤーツ、そしてシキルヤーツの3点は、いずれもDODのオフィシャルサイトで販売されているので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

製品情報

価格:¥4,400(税込)
サイズ(約):53×32×25cm
重量(約):900g

シキルヤーツの詳細はこちら
https://www.dod.camp/product/cz1_740_gy/

DOD STOREはこちら
https://ec.dod.camp/

焚き火にも最適!クイックキャンプの「収束ローチェア&ベンチ」が登場

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この春、アウトドアブランド・QUICKCAMP(クイックキャンプ)から、1人用の「One Love chair」と1〜2人用の「Love so sheet」が発売される。家でも外でも使えるシックなカラーリングで、今注目のアイテムだ!

一番の特徴は、親子で座れる安心のシートハイ

しっかり足をつけて座れる高さなので、食事の時にも安心。

今回のチェアとベンチの共通点は、収束式には珍しい33cmのシートハイ(座面高)。一般的な収束式チェアよりも10cm以上低く、重心が安定して深く座り込んで休める。子供だけでなく大人もゆったりくつろげるのは嬉しい。

耐荷重は180kgでベンチは大人2人でも座れる。

シートが低くなると、焚き火がしやすくなったり空が広く見やすくなったりと、使い勝手が良くなる。ベンチの横幅は120cmで、小さめのツールームやタープ下でも問題なく使用可。またキャンプだけでなく、公園、庭、ベランダなど日常的に使うのもいいだろう。

クッション付きで収納力も優秀

ポリエステル生地とウレタンで、クッション性のある座面。

シートと背もたれにはクッション材を挟み、快適な座り心地を追求。背もたれ部分には傾斜をつけ、長時間座っていても疲れにくいように工夫されている。

スマートフォンなども収納できる便利なポケット。

高さ調節が可能な肘掛けには、間に仕切りを入れた大き目のドリンクホルダーを設置。小物入れとしても使えるので、サイドテーブルやサコッシュなどがなくても安心!

大き目のメッシュポケットは、荷物をすっきりと入れられる。

背面のポケットは左右が縫い付けてあり、たたむ時にも邪魔になりにくい。背もたれのDカンには、ライトやグローブ、Bluetoothスピーカーなども吊り下げることができ、あれこれ必要なものを手の届く範囲に置いておくことができる。

中央に寄せれば瞬時にたためるので楽チン。

専用の収納袋がついているので、力に自信がない人でも収束して(脚を束ねて)コンパクトに持ち運ぶことができる。収納時の長さが約7073cmと一般的な収束式のチェアよりも10cm以上短くなっており、車載にも便利だ。

通常使用180日間の製品保証がついているので、安心して使えるのも魅力の1つと言えるだろう。

左はサンド、右がカーキ。

カラーは3色展開。うちサンドとカーキはすでに販売しており、ブラックは6月末に販売する予定。地面により近い場所で座ることで、今までのキャンプとは違った見方が楽しめること間違いなし。新しいチェアを検討している人は、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。

製品情報

収束式ローチェア One Love chair(ワンラブチェア)

使用時サイズ(約):75(アームレスト含む)×43×70cm
収納サイズ(約):70×φ20cm
総重量(約):3kg 
耐荷重(約):90kg

ローチェアの詳細はこちら
https://quickcamp.jp/allitems/chair/qc-lfc75/

収束式ベンチ Love so sheet(ラブソーシート)

使用時サイズ(約):120(アームレスト含む)×41×70cm
収納サイズ(約):73×27×15cm
総重量(約):4.5kg
耐荷重(約):180kg

ベンチの詳細はこちら
https://quickcamp.jp/allitems/chair/qc-lfc120/

サイクリングに適したカメラとは?「ライカQ2」の魅力に迫る!

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私が書きました!
CX / BMXアスリート
腰山雅大
自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。https://www.instagram.com/vhlg/

サイクリングと相性の良いライカとは

丁寧にメンテナンスされた自転車にまたがる姿から、峠の頂から望む絶景まで、サイクリングとはどの瞬間も美しく心に残るものだ。その瞬間瞬間を切り取ることのできるカメラを肩にかけて外へ出かけるサイクリストも増えている。撮影機材についても各メーカーから様々なモデルが日々リリースされているが、今回は「ライカ」というあの老舗メーカーから登場した ”ライカQ2” というモデルについて紹介したい。

ライカQ2、サイクリングとの親和性を探る (Leica Q2, ISO 100, F1.7, 1/2000)

サイクリングに適したカメラとは

い~な!! さくら通りの桜(Leica Q2, ISO 100, F5.6, 1/640)

自転車で通り抜ける桜並木は美しい(Leica Q2, ISO 100, F5.0, 1/320)

四季折々の自然を楽しめるサイクリング。その時の風景を残すことのできるカメラ。この2つの相性が良いことは誰の想像にも容易い。美しい風景を残すために自転車に乗る、という良い理由付けになることもある。iPhoneから一眼レフまで、サイクリストたちが様々な場所で時間をかけて模索した構図を、私たちはSNSで日々見かける。

そんなサイクリングに、特に適したカメラというのはどんなものだろうか。携帯しやすいこと、素早く美しい光景が鮮明に収められること、天候に強いことや見た目のカッコよさも捨てがたい。丁寧に条件を絞れば、それに見合ったモデルというのも自ずと見えてくるわけだが、これらを網羅する選択肢のひとつに、ライカQ2というモデルがある。個人的にこのモデルに惚れ込んで購入に至り、日々自転車と共に使い込んでいる。

ライカってどんなブランドだ

友人のLeica M10-Dで撮影した一枚(Leica M10-D / Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 II MC)

そもそもライカというのは、どのようなブランドだろうか。ライカカメラジャパンのウェブサイトによれば、精密光学機器を製造するエルンスト・ライツ社の前身である光学研究所がドイツに誕生したのが1849年のこと、その後1914年に映画用の35mmフィルムを転用した小型カメラを試作する。それから約100年以上にわたり卓越した職人技と開発力で製品を世に送り出している。不朽の名作とも言える「ライカMシステム」もその中で誕生した。

ライカMと言えばレンジファインダー式でAF(オートフォーカス)は無い。余計な機能や複雑なメニューは省かれ、そのカメラ、そのレンズで印象的な瞬間をとらえる、という撮影の本質に特化した名機だ。もちろんレンズもその瞬間に応じた複数のラインナップが用意されており、ライカ独特の描写力に貢献している。

ライカQ2が持つAFとMFについて

私のプロフィール写真もライカQ2で撮影した。大津SAで窓ガラスに反射する私と奥に見える夜景(Leica Q2, ISO 1600, F1.7, 1/50)

対してライカQ2とはどのようなモデルだろうか。ライカQという新しいシリーズの最新モデルであり、サイズはライカMと然程変わらない大きさで一眼レフと比べれば充分コンパクトだ。いわゆるスナップカメラと呼ばれる手に馴染むサイズ感である。背面左上には有機ELのEVF(電子ビューファインダー)が搭載されており、ライカMと同じくファインダーを覗いてMF(マニュアルフォーカス)を楽しめる。が、それとは別にAFも標準搭載され、設定によってはファインダーを覗かず撮影もできると言える。

自転車に乗っていて、ふとシャッターチャンスを見つけたときはAFで撮影することが多い(Leica Q2, ISO 100, F1.7, 1/6400)

AFは、もはやどのカメラにとっても当然の装備と言えるが、ことライカにおいては一概には言い切られない。じっとファインダーを覗いて被写体を捕らえる。ピントリングを回して丁寧にピントを合わせシャッターを切る。撮影にじっくり向き合うこのお作法そのものがライカだとも言えるが、ライカQ2ではそのお作法とAFの両方を楽しめる。サドルから腰を落としてじっくり被写体を狙うことも楽しめるし、路上での急な出会いにレンズを向けて即座にシャッターを切ることもできる。どっちつかずの中途半端さではなくいずれも洗練された技術のもとに開発されていて、自分からカメラに寄り添うことも、カメラから自分の撮影スタイルへ寄り添ってもらうことも可能だ。

レンズは単焦点で据え置き

MTBでトレイルライド(Leica Q2, ISO 100, F1.7, 1/10000)

ちなみに画角は28mmでレンズは据え置きだ。レンズが交換できないということはライカレンズの泥沼にハマらずに済む(もしくはハマる機会を失う)という意味だが、この28mmは広角と呼ぶには画角が狭いし、35mmや50mmに比べれば被写体の印象が低いと語られることが多い。ただ自転車の上から撮る写真としては私は最適だと感じている。

元々サイクリングで撮る写真と言えば、特定の被写体を狙って出かけるのではなく、偶然出会したものを残す意味合いが強い。やや広角の28mmではそこに見える多くを捉えられる上、広角のような違和感も少ない。またスイッチを入れてから起動までの時間が短いことも、素早く写真を撮ることに対して貢献してくれる。

防塵防滴で、何より美しい

大雪のレースで、友人が優勝した日。防塵防滴の安心感から、躊躇うことなくシャッターを切った(Leica Q2, ISO 100, F1.7, 1/10000)

とは言え、サイクリングは過酷だ。突然の雨に苛まれたり、砂埃が舞うグラベル(未舗装路)を走り抜けることもある。しかしライカQ2には特殊なシーリングが施してあり防塵防滴仕様となっている。この点こそが、私がこのモデルを手にした一番の理由であり、実際何度か危ういシチュエーションを切り抜けられている。私はシクロクロスという冬のオフロードを走る自転車競技を続けている。過酷な環境こそが醍醐味と言わんばかりのレースだけに、酷い天候で写真を撮ることも少なくない。雪と泥が混じった厳しいコンディションの日も、ライカQ2はバリバリ仕事をしてくれた。

レースの日の朝は早いし寒い。氷点下を下回る日、生茂る草木に霜が降りていた。ちなみにマクロが使えるのもライカQ2の特徴の1つだ(Leica Q2, ISO 125, F2.8, 1/50)

機能的な側面で言えば、このライカQ2というモデルは同ブランドの中でも特別な存在だが、カタログデータのみで語れば他のコンパクトデジタルも同等の装備を持ち合わせているものも多い。ただ最後に述べたいのは、このモデルの描写力と機材そのものの美しさが他を圧倒するという点である。ライカQ2に搭載されているレンズは ”ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.” という大変明るいもので、ぼけた背景と鮮明に映し出された被写体の境界線はこれぞライカと言える優しい表現がなされる。

そしてカメラそのものの美しさも細部に至るまで妥協点がなく、私の所有欲を満たしてくれる最高のアイテムだ。対して、レンズを向けた相手を身構えさせることなく、自然体で居てもらえる落ち着いたフォルムも大変気に入っている。

ライカを持って自転車で出かけよう

以前参加したライドイベントでの一枚。ゲスト参加された写真家がライカQ2で撮影するシーンを、ライカQ2で収めた(Leica Q2, ISO 100, F1.8, 1/640)

自転車に乗って知らない場所へ出かける。その先で出会った美しい被写体を鮮明に捉える。そんな一連の身振りを最大限楽しむことのできるライカQ2をサイクリングのパートナーとして推したい。安価な商品とは決して言えないが、きっとあなたの想像を遥かに超える描写を楽しめるはずだ。

仕事やキャンプでも超便利!「折りたたみ式収納ケース&コンテナ」3点

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キャンプ道具を収納するのに便利なケース・コンテナ

車載時にもそのまま乗せられて便利。

寝袋やライト、調理器具など、みなさんはどうやってキャンプ道具を持ち運んでいるだろうか。一人では持てない特大のコンテナ1個にまとめている人もいれば、少ない量ならエコバックに小分けして入れている人もいるかもしれない。

今回は、仕事柄多くの道具を使ってきた中から、便利だと思う収納ケース&コンテナを紹介! ポイントや特徴をお伝えする。

最近発売されているものの特徴は「折りたたみタイプ、+αの機能」

収納ケースやコンテナは、アウトドアブランドが販売しているものやホームセンターで売られているお手頃なもの、そしてAmazonといったネット通販で買える業務用のものまで幅広く、以前より手軽に手に入れられるようになった。

その中で、ここ最近増えているのがパタパタとコンパクトになる折りたたみタイプと、荷物をしっかり収納できてさらに機能を追加したものを紹介する。前者は、使わなくなったときに小さくできるので場所の節約になり、後者はホイールが付いて転がせたり側面から荷物を取り出せたりと、よりに利便性を高めている。

おすすめの収納ケース&コンテナはこちら!

ではおすすめの道具を紹介しよう。今回は筆者が実際に使っている3点に厳選!

オリコン シェルフ 50

「オリコン シェルフ 50ℓ」¥3,600+税

まずは、おととしに発売して大好評を博したオリコン シェルフ。インテリアや雑貨など幅広い生活用品を扱うプライウッドのオリジナル商品で、50ℓと80ℓの2サイズ展開。

ケースのみの重量は約3kgでそう重くはない。

筆者は手でも持ち運べるように50ℓをチョイス。サイズは約52.5×36.5×34cmで、手で持って抱えられるほど。素材はポリプロピレンで重量を抑え、積載荷重は最大約25kgとなっている。

消耗品や小さなランタンを入れている。

収納した状態がこちら。内寸は48.9×33.3×29.7cmで、たとえばコールマンのホワイトガソリン4ℓタンクやフュアハンドルランタンを収納するケースが収まるので、ソロキャンプからファミリーキャンプまで必要な道具を収納できる。

左右のパネルを内側に入れれば、前後のパネルが自然と屈折するので簡単にたためる。

収納サイズは約52.5×36.5×10cmで、厚みを1/3に抑えられるのが魅力。家の収納やキャンプ中に使わなくなったら、隙間に入れて場所を取らない。

2箇所に中の道具を取り出せるサイドドア付き。

同商品の便利な機能が、このサイドドア。上のフタをいちいち開けなくても、横からサッと荷物を取り出せるので、上に荷物を置いていても楽にアクセスができる。ロック機能もあるので、子供が勝手に手を出しても開けられないシステムも便利だ。

フィールドア「折りたたみキャリーカート+フタ」

フィールドア「折りたたみキャリーカート(フタ付き)」¥3,273+税

次に紹介するのは、コスパの高い商品を提供するフィールドアの商品。サイズは44×38×40cmで。ボックスに近いシルエット。フタ付きとフタなしの2種類があり、ないほうは¥2,910+税と300円ほど安くなる。

フタは乗ることはできないが、その上に荷物を載せて持ち運んだり、ローテーブルとして活用できたりと使える幅が広いので、予算に余裕があればあると何かと便利だ。

チェアやエアマットなどを2名分収納。

底には両サイドに固定するバーを収納。左右からの衝撃でケースが崩れにくい。

内寸は38×32×34cmで、オリコン シェルフより高さがあるため、ヘリノックスのチェアやエアマットといったファニチャーや寝具を入れている。特に、チェアは今までエコバッグやトートバッグなどに入れていたため、これにまとめて入れられるのは嬉しい。収納する際は、底に収納されているバーを両サイドに取り付けると、強度が増すので事前に付けるように。

たたんだままハンドルを伸ばして持ち運びも可能。

収納サイズは44×9×45cmで、厚みが10cmを切る。フタはここには収まらないので、別途持ち運ぶ必要があるが、とはいえ厚みはこれよりも薄いので収納の邪魔になることはない。

街中でも引いて運べるのでBBQなどでも使える!

同商品の特徴は、片側の底にホイールが付いていること。スーツケースのようにゴロゴロと引いて持ち運べるので、重いものを入れても苦にならないのが魅力。筆者はマンションに住んでいるので、これ単体で引いて持ち運べるのは重宝している。

エーワイカーサ「マルチウェイ ボックス Mサイズ」

エーワイカーサ「マルチウェイ ボックス Mサイズ」900円

トルコの業務用ボックスブランド・Ay-Kasa(エーワイカーサ)は、ポリスチレンを使った超軽量の折りたたみボックスで、こちらのサイズは約0.45kgで、キューピー マヨネーズと同じ重さを実現。1,000円を切る手頃な価格も魅力!

力に自信がない人でも楽に持ち運べるサイズ。

コップやパーソナルライト、メスティンなどを収納。

サイズは約40×30×14.5cmとコンパクトで、女性や子供でも持ちやすいのが特徴。内寸は37.6×27.6×14cmで、主に小物をメインに筆者は収納している。ソロキャンプならこれである程度のものが収まるので、仕事でキャンプをするときにはこれをメインボックスとして使用している。

収納の高さは使用時と比べて1/4も小さくなる!

収納サイズは約40×30×3.5cmで、とても薄くなるのは魅力。また、四隅にスタッキングできる突起物があるので、同じアイテムを持っていればその上に何個でも積み重ねることができます。

人気のウッドラックに収まるサイズも特徴。

さらに、キャンプで使っている人も多いウッドラックの幅に合うところもポイント! 筆者はキャプテンスタッグのCSクラシックス 木製2MOVEラック<460>に載せてエーワイカーサを2個使用。調理器具を入れたり、また洗ったものを載せて乾かすメッシュトレーのように使ったりと、幅広い用途ができる。

折りたたみタイプは耐荷重が低いのが難点

一般的なケースやコンテナは、上に座っても問題ないと謳っているものが多いが、今回紹介したような折りたたみタイプの耐荷重は少し低いため、体重を加えると壊れる可能性がある。耐久面を重視する人は、折りたたみタイプではないほうを選ぼう。

気兼ねなく使えるケース・コンテナでキャンプを快適に!

毎年多くのキャンプ道具が発売され、次から次へと買ってしまうと収納に困ることが多い。今回紹介したような、折りたたんで家などに片付けやすいものや、収納面ではない+αの機能を持ったものなどを持っていると便利。ぜひ参考にしていただきたい。

構成・撮影/小川迪裕

キャンプを激変させるナイフ!?人気YouTuberかほなんが「KIKU KNIVES(キクナイフ)」をテスト

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私が試しました!
さばいどる
かほなん
サバイバルするアイドルで「さばいどる」。キャンプ、釣り、登山などのアウトドアが好きな女の子。普段は東海地方のライブハウスなどでアイドル(さばいどる)として活動。夢は、無人島を買って暮らすこと。そのためのスキルを身に着けるため修行中。YouTube「さばいどるチャンネル」では、アウトドア道具の使い方や自腹で買った商品のテスト、登山、キャンプレポなどを楽しく紹介している。 http://survidol.com/

キャンプや薪割りの快適性を激変させるナイフとは?

世界で評価される岐阜県関市の鍛治文化 

鎌倉時代から700年以上に亘る伝統的な鍛治文化が今も継承されている刃物の町=岐阜県関市。KIKU KNIVES(キクナイフ)は、関の鍛治技術を継承するナイフ作家・松田菊男さんのブランドだ。日本はもとより、海外からの評価も高い。そんなキクナイフを「さばいどる かほなん」が手に入れた。そこで、早速、YouTube「さばいどるチャンネル」の撮影のためにカメラを持って山に入った。

海外からも注目される作家のナイフは1本8万円! 

「今回は、このメチャメチャ切れるナイフを紹介します。このナイフは、関市に工房を持つ世界的に有名なナイフ作家・松田菊男さんが作りました。先日、工房にお邪魔する機会があり、なんと、提供していただきました。菊さん、ありがとうございます。価格は8万円ちょっと。菊さんのハンドメイドです。フリーハンドで刃先を研いだ「蛤刃(はまぐりば)」と呼ばれる、直線的ではなく、蛤の殻のように丸みがある刃先に仕上げるのが、キクナイフの特徴です。これがどれぐらい切れるのか、試してみましょう!」

かほなんは、ナイフを見ては目を輝かせてこの日のテーマを解説した。比較のために、普段使っている同じようなサイズ感のナイフを用意した。価格はおよそ8千円。アメリカ製で、使い勝手の良さからキャンパーに人気のナイフだ。今回のテストでは、紙、トマト、パイナップル、そして、薪を用意し、それぞれの切れ味を比較する。

今回テストした2本のナイフ。上は比較用に用意したサイズ感が近いナイフ。下がキクナイフの鎧竜(よろいりゅう)というモデル。

紙、トマト、そして、パイナップルでキレ味を試す

「まずはコピー用紙を切ってみましょう。比較用のナイフからいきます。刃先はきちんと研いできたけど、引っかかるような感じがあります。断面も少し、ザラザラになっていますね。刃の角度を考えないと、紙に入っていきません。次はキクナイフ。スパッ! と瞬間的に切れます。しかもスーッって最後まで力を入れずに刃が進む。なんだこの感覚は。これはヤバイな」

コツをつかむまで苦戦するかほなん。比較用のナイフで紙を切るのは、慣れが必要とか。

紙に刃を当てただけで、おもしろいようにスーッと切れる。これがキクナイフの実力だ。

右手に持つのが比較用のナイフで切った紙。左手がキクナイフ。切り口の鋭さがまるで違う。

「次はトマト。比較用のナイフは包丁のように問題なく切れますね。これに対してキクナイフは、ブレードの重さだけで下までスーッて落ちる感じ。これ、気持ちいい。そして、いよいよパイナップルを切ってみますね。昔、テレビのコマーシャルでそんなシーンを観て、一度やってみたいなと思っていました」

「ちゃんと刃を研いできました」というだけあり、トマト切りでは、比較用のナイフもさすがの実力を発揮した。

ストンッと音がして、瞬時にトマトを通過するブレード。これはすごい。

ナイフ片手に振りかぶるかほなん。さばいどる感満点のシーン!

丸太の台の上にパイナップルをセット。まずは比較用のナイフを持って、横方向に一振り。が、パイナップルは切れずに地面に落ちた。一回目は失敗。気を取り直して、二回目。

「CMみたいに気持ちよく切れないな~。でも断面はきれいに切れてますね」

比較用のナイフでチャレンジした2回目。少しだけ皮が残っていたため、切れていないように見えるが、きっちり切れていた。

続いてキクナイフ。

「お~、これこれ。スパッって気持ちよく切れました。チョ~気持ちいい。断面もメチャきれい。これはすごい!」

それにしても、躊躇なくナイフを振り下ろすかほなんの姿のかっこいいこと! 切り終わった断面を比べてみると大差はないように見える。しかし、かほなんが振り下ろしたナイフが、パイナップルを切る(通過する)速度は、明らかにキクナイフが速く、見るからにシャープな印象だった。

キクナイフは、ほとんど抵抗を感じることなくパイナップルを真っ二つに!(photo by Survidol Official)

使うほどに、そのずば抜けた切れ味に驚くかほなん。

バトニングとフェザースティック作り。キャンプを想定した薪割り比べ 

「次は、キャンプの定番。薪割りとフェザースティック作りをしてみましょう。同じような大きさの薪をバトニングで割ってみます。2本ともブレードが20cm以上あり、刃の厚みもあるから、どちらもよく割れますね。最初だけ刃が入れば、あとはどちらも一瞬で割れます。これは、あまり変わらないかな。じゃ次、フェザーいきます。普段、もっと短い刃のナイフを使っているから、ちょっと扱いにくい感じはします。少し練習して慣れますね。ハイ、わかりました。では比較用のナイフから削ってみましょう。これは、削る部分が細く短い感じになりますね。ちょっと力もいるかな。これに対してキクナイフは、スーッと刃が入り、長いフェザーが気持ちよく作れます。抵抗がぜんぜんありません。無限に削りたくなるほど、スムーズできれいに刃が入りますね。これは、まったく別世界。薪作りが楽しくなります」

バトニングのテストシーン。1打目で刃が薪に入り、2打目で薪はスパッと割れる。こちらはキクナイフの1打目。

比較用のナイフでフェザースティックを作る。削った部分は細くて短い。

大きなストロークで、スーッ、スーッと気持ちよくフェザースティックが作られる。こちらはキクナイフ。

ファン必見!YouTubeの公開が楽しみなテストでした 

一通りのテストを終えたかほなん。キクナイフの卓越したキレ具合に、惚れ惚れした表情を見せた。

「キクナイフ、すごいです!このナイフの刃の鋭さが、今回のテストでよくわかりました。比較した2本のナイフは、値段も違うので、一概に優劣をつけられませんが、こんなナイフもあるよーってことがわかってもらえれば、うれしいです。参考になったか? じゃ、バイバイ~イ」 

エンディングを撮り終え、カメラを止め、ホッと一息するかほなん。再びパイナップルの断面を見ては興奮を隠しきれない様子で、切った瞬間の手応えを語っていた。今回、テストに使ったパイナップルは、撮影終了後、そのままカットして美味しそうに食べていた。少しおすそ分けしていただいたが、スパッと切られた断面の食感が良く、ジューシーで美味しかったです。そして、残ったパイナップルやトマトも持参した保存容器に入れてお持ち帰り。さすがです!

今後公開予定のYouTubeさばいどるチャネルで、かほなんのパイナップル切りを見られる日が今から楽しみでならない。皆様もぜひチェックを。

商品情報

KIKU KNIVES
http://kikuknives.jp/

構成:山本修二

電源不要!ティファールのハンディチョッパーが家でもキャンプでも使える!

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関美奈子プロフィール
私が書きました!
アウトドアライター/デザイナー
関美奈子
美術大学卒業後、絵画・工作教室経営を経て、現在は簡単DIY、自然や人に優しいキャンプのアイデアを発信中。ガールスカウト世界連盟ジャンボリー日本代表(1982年)、ガールスカウト日本連盟キャンパーズライセンス(野外活動指導者資格)取得。アトリエばく代表。Instagram:@minako_seki_atelierbaku
ティファールのハンディチョッパー、セット

ハンディチョッパー バラエティキット

わずか5秒でみじん切りができて、さらに氷を砕いたり、クリームの泡立てまでも可能な、ティファールの「ハンディチョッパー バラエティキット」。なんと、電源が要らないフードプロセッサーなんです。

様々な調理ができる3種のアタッチメントが付属。そして動力は、あなたの「手」!赤いハンドルに付いた紐を引くだけで、面倒なみじん切りが包丁要らずでできちゃいます。

電源不要ということは…アウトドアでも手軽に使えるってこと!

3種のブレードで、あらゆる下ごしらえが可能!

ハンディチョッパー、バラエティセット

エアーブレンディングブレード(白)、チョッパーブレード(赤)、アイスクラッシュブレード(水色)

左から、生クリームの泡立てや、柔らかいものの混ぜ合わせができる「エアーブレンディングブレード」。真ん中は、角切りやみじん切りがあっという間にできる「チョッパーブレード」。右は、氷や冷凍食品を砕く「アイスクラッシュブレード」です。

お手並み拝見!各ブレードの実力は…?

まずは基本の「チョッパーブレード」から

チョッパーブレード、アップ

みじん切り用「チョッパーブレード」


2枚のステンレス製ブレードが高速回転し、食品をあっという間にカットします。

主な使い道は、「刻む・つぶす・混ぜる」の3つ。鋭い刃で、食品の細胞を壊さずに細かくでき、サラダなどは野菜のみずみずしい歯ごたえが味わえます。

ブレードを本体にセット

チョッパーブレード、アップ

フタを開け、「チョッパーブレード」をセット。刃先が鋭いので、刃の部分には手を触れないように注意してください。

底面には滑り止めのゴムがあり、作業中の横ズレを防止します。

玉ねぎのみじん切りを作ってみた

玉ねぎをチョッパーに入れる

あらかじめ、玉ねぎを約2〜3cm角のざく切りにしておきましょう。

切った玉ねぎを本体に入れます。

チョッパーにフタをする

フタをかぶせ、回してカチッとロック。1回の適量は、中くらいの玉ねぎ1個分。

紐を引いて玉ねぎをカット

ビュン!紐を引いてブレードを回します。軽い力で、小気味よく刻まれていくのが快感!

紐を引くだけなので、お子さんに料理のお手伝いをしてもらうのにうってつけ。

※危険のないよう、ブレードのセッティングは大人の方がしてあげてください

玉ねぎの荒みじん切り完成

軽く6〜7回ほど回せば、みじん切りが完了!

チャーハンやオムレツの具などにちょうどいい感じですね。さらに細かくすれば、手作りハンバーグのたねや、ミートソースにも。容器の中でカットするから、目も痛くならないんです。

餃子の具がこれ1台でできる!

手作り餃子

キャベツとニラをみじん切りにし、さらに挽き肉を加えて餃子の具作りに。材料がみっちり混ざるから、味にまとまりが出ます。みんなでワイワイ餃子パーティなんていかが?

また、アボカドのディップやバーニャカウダのソースなど、手作業で作るには面倒なソースも簡単。

固いにんじんはどうか?

にんじんを入れる

にんじんをカットしてみましょう。

にんじんも約2cm角に切っておきます。にんじん小1本、1回の適量は、本体の半分程度の高さまで。

にんじんのみじん切り

回す時、最初は少しガタゴトしました。時々本体ごと持って上下に振ると、スムーズにカットできるようです。

にんじんんのみじん切り、完成

にんじんのみじん切り完成!サラダやスープに、炊き込みご飯の彩りに。

包丁でここまで細かく刻むのはかなり根性が要りますね。でも、ハンディチョッパーなら1分もかかりません。

画期的!手動で氷が砕ける

「アイスクラッシュブレード」で、サクサクのクラッシュアイス

アイスクラッシュブレード

氷・冷凍食品用「アイスクラッシュブレード」

「アイスクラッシュブレード」は、鋭いギザ歯が特徴。この刃で氷を捕まえ、細かく砕きます。

クラッシュアイスを作る

「アイスクラッシュブレード」を本体に設置し、氷を入れます。家庭用冷蔵庫の氷、約10〜12粒程度が適量です。

氷を砕く

最初のうちはブレードが氷に引っかかりますが、時々上下に揺すりながら回すと、スムーズに砕けます。

おやつに、カクテルに!

モヒートを作る

約20回で粗めの割氷、約30回で細かいみぞれ状のクラッシュアイスができました。

「アイスクラッシュブレード」を活用して、いつでもどこでも冷たい飲み物やおやつが簡単に作れます。ハーブやリキュールを加えた本格的なカクテルで、くつろぎのひと時を味わってみては?

泡立ても紐を引くだけ!

「エアーブレンディングブレード」で、スイーツもソースも

エアーブレンディングブレード、アップ

泡立て用「エアーブレンディングブレード」

最後に、生クリームの泡立てに挑戦!この商品を試してみたかった一番の理由がこれ。

泡立て器を使って、手で生クリームを泡立てるのはかなり大変です。この「エアーブレンディングブレード」で泡立てができれば、電源のないキャンプサイトで、スイーツ作りも夢ではありません。

早速やってみましょう。

生クリームを入れる

本体に「エアーブレンディングブレード」をセットし、生クリームを投入。乳脂肪分が高めのものが早く泡立ちます(乳脂肪分47%を使用)。

グラニュー糖を入れる

グラニュー糖大さじ1(約12g)を加えます。暖かい時季は、本体の底を氷水に当てながら作業すると、クリームが分離しにくくなりますよ。

グラニュー糖を加える

紐を引いてブレードを回し、泡立て開始。

生クリーム、完成

約20回でトロリとした5分立て、約30〜40回で画像のような柔らかめの8分立てに。手作業よりはるかに早く泡立て終了。

5分立てはコーヒーに浮かせたり、焼きたてのパンケーキやワッフルに添えたりと、用途も多彩。

※生クリームの乳脂肪分によって、泡立ての回数が変わってきます。様子を見ながら進めてください

カップケーキ、フルーツ

8分立ての生クリームを、市販のカップケーキに乗せ、カラーシュガーをトッピング。季節のフルーツを添えました。

それだけでこんなに豪華!お子さんに喜ばれること請け合いですよ。

自家製マヨネーズなど、柔らかいものの混ぜ合わせにも最適。

持ち運び・収納アイデア

パーツは中に収納できる

ブレードのカバー

鋭いブレードには、専用のカバーが付属。持ち運び時や収納時は、カバーを付けていると安全ですね。

パーツを本体に収納

各ブレードは、カバーを付けたまま本体内部に収納が可能。パーツがバラバラにならず持ち運べます。

100均のメッシュバッグがシンデレラフィット!

セリア、プラ食器用メッシュバッグ

セリア 「プラ食器用メッシュバッグ」(Φ14×高さ20cm)

家庭用の調理器具なので、スタッフサック等は付いていません。そこで、あちこち探索したところ…

セリアの「プラ食器用メッシュバッグ」(税込110円)がぴったりでした。メッシュだから、中身が一目瞭然。色はネイビーとカーキグリーンの2色から選べます。

軽くて操作も簡単、外でも家でも重宝な「ハンディチョッパー バラエティキット」。電源を気にしなくていいから、いつでもどこでもサッと出してパパッと使えます。レパートリーがグンと広がりそうですね!

商品情報

ティファール ハンディチョッパー バラエティキット K13711

容量:900ml
サイズ:137×137×142mm
重量:561g
アタッチメント:チョッパーブレード、アイスクラッシュブレード、エアーブレンディングブレード
付属品:軽量食材用ブースター、刃部収納ケース

※チョッパーブレードのみ付属の「ハンディチョッパー ネオ 900ml( K13701)、500ml(K13704)」もあります

ティファール ハンディチョッパー 公式サイト:

https://www.t-fal.co.jp/sp/products/CW/kitchengoods/handychopper/


滑らかさで丸い!優美なハンドメイドナイフ

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フルタング構造。ブレードの根元をアイアンウッドのハンドル材で挟み込んでいる。

茨城県ひたちなか市在住の元自衛官であるタクティカルナイフデザイナー、根本朋之氏主宰の「サクラブレード」ブランドの中の一本。

まずひとつめの特徴はブレードの滑らかな質感。ステンレスにチタンのコーティングをすることで、この独特の質感を出している。もうひとつの特徴は丸く中抜きされたハンドルの形状。やさしく優美な印象を受けるとともに、丸い穴の連続によってイキイキとした躍動感が感じられる。ブレードの根元の一部が露出しているので、チタンコーティングの美しさが際立ち、その手触りを実感することもできる。

元自衛官として実践訓練を受けた根本氏ならではのオリジナリティあふれるナイフデザインだ。

ハンドル在のアイアンウッドは、ウリンなどの硬い木の総称。丈夫で木目が美しいことで知られる。

牛革製のケースが付属する。

29,700円

※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。

ネルツ サクラブレード
https://www.pal-shop.jp/item/A55006007.html

50年以上の歴史で初!ジャンスポーツがトートタイプの「ソフトクーラーバッグ」を発表

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暑い季節が近づいてきた! キャンプやピクニックで、ドリンクなどを冷やすのに便利なクーラーの需要が高くなるが、今回は50年以上の歴史があるブランドから初となるソフトクーラーを発売するとして、話題になっている。

いま流行のトートバッグタイプを採用したクーラー

ジャンスポーツ「チルブレイク」¥22,000+税

今回紹介するのは、バックパックブランドとして高い人気をほこるジャンスポーツの新作ソフトクーラー「CHILL BREAK(チルブレイク)」。サイズは約35×28×19cmで重量は約0.95kg。ロールトップを採用したトートバッグタイプで、冷えた中の空気を脱がさないように設計されている。

背面には摩擦に強い生地を配置。

容量は約15ℓで、350mℓのドリンク缶が12本または約2.7kgの氷が入る設計。本国によると、保冷時間は約48時間とのこと。本体には高い保冷力をもつ断熱材が入っており、底面は耐久性を持たせるために同じ断熱材を二層構造に。

生地は撥水性のあるポリエステルを採用し、雨が降っても心配なし。また、本体の両サイドにはボトルホルダーが搭載されているので、喉が乾いた際にすぐにドリンクを飲める。買い物バッグとしても重宝しそうだ。

※写真の商品は日本未発売カラー

本体の内側には環境に配慮したBPAフリーのTPUライナーを配置。縫い目に加工を施しているので、中の水が外に漏れないようになっている。

※写真の商品は日本未発売カラー

外側にはレーザーカットしたラッシングポイント(棒などを固定するベルト穴)があり、S字フックをつけて小物を引っかけたり、バンダナやタオルを通したりすることも可能。

フロントには大型のポケットが付いており、オーガナイザーとメッシュポケットがついていろんな小物を収納できる。

片側にはボトルオープナーを装備! ビールなどを簡単に開けらて、すぐに飲めるのは嬉しい。

ショルダーストラップは調整できるので男女問わず持ち運べる。

同商品はトートバッグだけでなく、ショルダーストラップも付いているので肩がけして持ち運べる。重くなりがちなクーラーを手軽に運べる。今回はこのBLACK MATRIXというカラーの1色展開。ソフトクーラーを新しく買おうと思っている人や新調しようと考えている人は、ぜひ参考にしてもらいたい。 

商品情報

ジャンスポーツ「チルブレイク」

価格:¥22,000+税
サイズ(約):35×28×19cm
重量(約):0.95kg
容量(約):15

ジャンスポーツの公式ページ
https://jansport.co.jp

おうちキャンプでも大活躍!コールマンのマルチに使えるピクニックローテーブル

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キャンプで使うローテーブル。最近ではウッド製の折りたたみ式タイプが人気です。確かにウッドローテーブルは自然に馴染む素材&デザインで、キャンプサイトがおしゃれに見栄えします。

ですが、脚だけパタンと収納するものだと天板が折りたためない分、荷物の運搬時に嵩張ります。天板がくるくると収束するモデルもありますが、それなりに重くなります。クルマであればさほど問題ないのですが、手に抱えて徒歩で運ぶとしたら少々面倒…。そんな経験をした人も少なくないはず。

ここではサイズも価格も手頃で持ち運びやすい、アルミ&メラミン加工合板でできたコールマンのローテーブル「ナチュラルモザイク ミニテーブルプラス」をご紹介します。

キャンプはもちろん、ピクニックや運動会、自宅使いでも便利なローテーブルです

使用時の大きさは約53×40×23(h)cm、ふたつ折りにすると約40×6×26.5(h)cmのサイズに収まるミニテーブルです。

一般的なウッド製ローテーブルに比べると天板こそ狭めですが、お弁当を広げたり、お菓子を食べたり、カードゲームなども楽しめる大きさです。キャンプではサブテーブルとして重宝します。

収納したときにハンドル(持ち手)が付いているので持ち運びがとにかく楽。ピクニックや運動会など、徒歩での運搬にとても便利です。

天板がふたつ折りできる構造。取っ手を掴んで持ち運ぶことができます。

広げてすぐに使えるので、庭キャンプのテーブルとしてもグッドです。子どもたちには丁度良いサイズ。

天板にはナチュラル感と楽しさを表現したモザイクデザインを採用。ウッド調ながらもカラフルなデザインは、フィールドにもほどよく馴染みます。

安心のロック機構付き。脚部と天板でテーブルを固定することができます。

普段、ファミリーキャンプでのメインテーブルとして使用しているウッドローテーブルと比べると、ナチュラルモザイク ミニテーブルプラスのサイズ感がよく分かります。ふたつ折りにすると、コンパクトさが光ります。

キャンプテーブルはさまざまな大きさ&素材のものを持っておくと、シーンに応じて使い分けができて便利です

持ち運びには便利でピクニックや運動会などで重宝すナチュラルモザイク ミニテーブルプラスですが、キャンプでのメインテーブルとして使うにはちょっともの足りない。

ファミリーキャンプではウッドローテーブル、ピクニックや庭&おうちキャンプなどではミニテーブルと、使用する人数やシーンで使い分けるととても便利です。収納スペースが許せばキャンプ用テーブルは複数持っておくのが◎。このほか、耐熱加工が施された焚き火テーブルもおすすめです。

手前からピクニックなどに便利なミニテーブル。キャンプでのメインテーブルとしても使えるウッドローテーブル。耐熱素材でできた焚き火テーブル(メッシュ)。

一般的にローテーブルの高さはほぼ同じぐらいなので、種類が違うものを並べても連結のように使うことができます。いつもはファミリーだけだけど、お友だち家族とキャンプやBBQといった場合にも対応できます。

アウトドアブランド各社から多種多様なテーブルが販売されており、中にはバックパックに収まるほど軽くてコンパクトになるものや、脚の高さが2段階、3段階に変更できるものなどさまざまです。

ローテーブルだけでも個性あるタイプが多々あるので、自分のアウトドアアクティビティーに合わせたアイテム選びが重要。

もちろん、ひとつで色々なシチュエーションに対応できればベストですが、タイプが違うものを組み合わせることで、いつものアウトドアシーンをより便利に快適に楽しむことができます。

SPEC:

使用時サイズ:約53×40×23(h)cm
収納時サイズ: 約40×6×26.5(h)cm
重量:約1.4kg
材質:フレーム/アルミニウム 天板/メラミン加工合板(抗菌加工)
耐荷重:約10kg

ナチュラルモザイク ミニテーブルプラス  :
https://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N04980.html

※構成、文、写真、買った人/早坂英之

アウトドアベンチのおすすめは?キャンプで便利な機能やサイズも紹介

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キャンプはもちろん、自宅の庭やベランダでの使用など、一台あるだけで幅広く活躍してくれるアウトドアベンチの人気が高まっています。そんな、アウトドアベンチのおすすめをはじめ、その魅力や選び方のポイントなどを紹介しますので、ぜひチェックしてください。

軽量&コンパクトに収納可能!アウトドアベンチの魅力

近年のアウトドアベンチの主流は、ベンチフレームが軽量なアルミ製で、折りたためるタイプです。23人掛けの長いすスタイルで、背もたれがついているものやついていないもの、布製や天然木製のもの、機能的でシンプルなものもあれば、ファッション性の高いものなど、さまざまな種類があります。

特徴の1つが、折りたたみ式で軽量コンパクトに持ち運びできること。パタンと簡単に2つ折りにできるものから、よりコンパクトに3つ折り、4つ折りできるタイプのものまであります。

子供なら3人座れて省スペース

2人掛けのアウトドアベンチが1台あれば、兄弟姉妹や友だち同士など、子供だけなら3人は座れます。アウトドアでは、全員がずっと椅子に座りっぱなしではなく、立ったり座ったり、メンバーが入れ替わったりという状況が多々あるもの。アウトドアベンチを活用すれば、人数分のチェアを用意するよりも荷物がコンパクトにまとまります。

ペットとくつろぐにもおすすめ

また、アウトドアに出かけたとき、ペットが落ち着いて過ごせる場所づくりに頭を悩ませる飼い主さんもいるのでは。そんなとき、アウトドアベンチが一台あればペットのリラックススペースにもなります。

昼寝用のコットや物置を兼ねられる

公園やキャンプ場などでは、長時間同じ場所で過ごすことも多いでしょう。また、地面が土のため、雨降りの翌日などは濡れていたり湿っていたりします。そんなコンディションでもアウトドアベンチは大活躍。

座る以外にも、地面に荷物をベタ置きしたくないとき、アウトドアベンチがちょっとした荷物の置き場所にもなります。また、昼寝用のコットの代用品として使うことも可能。チェアや収納ボックスと組み合わせれば、脚を伸ばして寝ることもできます。

おしゃれなロースタイルのキャンプに最適

アウトドアベンチを活用するメリットとして、テーブルと組み合わせて流行りのロースタイルキャンプをコーディネートしやすいというメリットもあります。アウトドアベンチは、座面の高さが30cm前後の製品が多く、焚火を囲みながら食事やお酒を楽しむロースタイルキャンプにぴったり。最近では各ブランドから、おしゃれなアウトドアベンチが登場しています。

また、カバーはメーカーによって色や柄のバリエーションを豊富に揃えていますので、気分によって張り替えることも可能。キャンプ以外でも、たくさん椅子が必要になるホームパーティーなどのとき、リビングで使うこともできますよ。

1人掛けチェアと組み合わせて使ってもOK

たとえば、2人キャンプの場合で1人掛けチェアを2つ持っていたとしても、更にアウトドアベンチが1つあればとても便利。単に座るための場所としてだけではなく、荷物置きや昼寝場所にもなるので、人数分のチェア+αとして用意しておくと余裕のあるアウトドアが楽しめます。

アウトドアベンチの選び方

せっかくならデザインだけでなく、機能的にも自分のキャンプスタイルに合ったアウトドアベンチを選びたいもの。実際にアウトドアベンチを選ぶときに押さえておきたい基準についてお伝えします。

用途に合わせたサイズを選択

基本となる2人掛けのアウトドアベンチでも、製品によって幅が10cm以上違ってきます。奥行きについても同様なので、用途や使用シーンを想定して選ぶのがポイント。ゆったりと座りたいならば、もちろん大き目サイズがおすすめです。しかし、大きくなるほど、組み立てやすさや持ち運びにくさが難点に。車で運ぶときの積載も考えて、ちょうどいいバランスのものを選びましょう。

耐荷重も製品によって140kg160kgと多少異なるので、気になる場合はしっかりチェックしておきましょう。

背もたれのあり/なしを選択

もう1つのポイントとして、背もたれを必要とするかどうかという点が挙げられます。

アウトドアベンチに座ってゆったりとした時間を過ごそうと考えるならば、背もたれのあるものを選びましょう。シンプルでありながら身体をホールドしてくれるようなデザインで、座り心地の良さを実現した製品もあります。さらに、ハイバックのものだとリラックス度が増すでしょう。

背もたれなしのものは、よりコンパクトでシーンを選ばず手軽に活用できます。

 

コールマン / Coleman

リラックスフォールディングベンチ

アルミフレームなので、軽量で持ち運びに便利。2人でゆったり座れるサイズです。フレーム構造がしっかりとしているので安定感があり、ウッド製のアームレストの肌触りが良く、リラックスタイムにぴったりです。
●使用時のサイズ:約108×58×67cm ●収納時のサイズ:約108×10×60cm ●重量:約3.8kg ●耐荷重:約160kg

流行りのロースタイルキャンプにもぴったりな低めの座面。

折りたたみ時には、背面のベルトを持ち手にして運べます。


コールマン / Coleman

ILリラックスフォールディングベンチ

コールマンとモンロ、2つのアウトドアブランドがコラボした、コールマン「INDIGO LABEL」発のベンチ。高機能でおしゃれな製品をアウトドアだけで使用するのはもったいないというコンセプトに基づいた、部屋の中に置いても目を引くおしゃれな外観が魅力。
●使用時のサイズ:約108×58×64cm ●座面幅:約92cm ●座面高:約30cm ●収納時のサイズ:約108 ×10× 60cm ●重量:約3.9kg ●耐荷重約160kg

レーベルの名前にもなっているインディゴは青い空のイメージ。白い雲をイメージしたホワイトとのストライプ柄です。

アウトドアブランドとして常に第一線を張るコールマンと、アウトドアにファッションを取り入れた先駆者であるモンロのダブルネームが刺繍されたロゴタグ。


コールマン / Coleman

ファイアーサイドフォールディングベンチ(コヨーテブラウン)

コールマンの背もたれ付きベンチとしてスタンダードなスタイルはそのままに、シート生地に防炎加工を施した難燃素材を使用しています。炎が当たるとその部分が炭化してしまう燃え広がりにくい生地なので、焚き火のときなどにも安心。
●使用時のサイズ:約108×58×67cm ●収納時のサイズ:約108×10×60cm ●重さ約 3.8kg

ベンチの肩口部分にはコールマンのロゴが入っています。

フレームの素材は軽量アルミ。構造は安定感があってしっかりとしています。

アームレストには天然木を使用しており、肌触りの良さが感じられます。


コールマン / Coleman

フォールディングベンチ

背もたれのないタイプのフォールディングベンチ。フレームにスチールを用いた頑丈な作りです。設置部分にはエンドキャップが付いているため安定感抜群。幅を取らないのでベランダなどの狭いスペースでの設置や、花火鑑賞、スポーツ観戦などでも重宝します。
●使用時のサイズ:約1150×420×380mm ●折りたたみ時のサイズ:約1150×35×560mm ●総重量:約3.2kg ●耐荷重約140kg


コールマン / Coleman

三折ベンチ

高強度角型アルミフレームをX型に組んだ、シンプルな作りでありながら高い耐荷重を実現した三折りベンチ。収納時にはかなりコンパクトになるので、気軽に携帯できます。
●使用時のサイズ:約109×34.5×42cm ●収納時のサイズ:約21×55×11cm ●総重量:約2.9kg ●座面幅:約90cm ●座面高:約40cm ●耐荷重:約140kg ●収納ケース付き

アウトドアフィールドに馴染むグリーンカラー。目に優しく、汚れも目立ちにくいのが魅力。


ロゴス / LOGOS

neosチェアfor2-ST

ロゴスの背もたれ・肘掛け付きアウトドアベンチ。カラフルなオレンジストライプが目を引くポップなデザインで、アウトドア気分を盛り上げてくれます。軽量なアルミフレーム仕様。
●使用時のサイズ:約102.5×55×67cm ●座高:約32.5cm ●収納時のサイズ:約102.5×12×64cm ●総重量約3.9kg ●耐荷重:160kg

木製のアームレストは質感が良く、腕になじみ、ゆったりとくつろげます。

折りたたんで背面と座面下のハンドルを持てば、ラクに持ち運びできます。


ロゴス / LOGOS

グランベーシック チェアfor 2

木製アームレストとブラックのアルミフレームから高級感が溢れる、ロゴスのグランベーシックチェア。ぬくもりのあるチェアカバー(別売)も用意され、アウトドアライフをランクアップさせてくれる一脚。
●使用時のサイズ:約112×59×72cm ●座高:約32cm ●収納時のサイズ:約112×13×62cm ●総重量約5kg ●耐荷重約160kg

可動部分にはサビにくいステンレスを使用。

折りたたむとこれだけコンパクトに。持ち運びやすいベルト付き。


ロゴス / LOGOS

Tradcanvas チェアfor2

2人掛けアウトドアチェアを業界で初めて開発したロゴスが、初代チェアを20年ぶりによみがえらせた復刻版。ハイバックと幅広な座面はともにパッド入りで、リラックスできるのが魅力。上質感のあるキャンバス風生地で、長く愛用したくなります。
●使用時のサイズ:約112.5×66×90cm ●座高:約39cm ●収納時のサイズ:約112.5×13×79cm ●耐荷重:約160kg ●総重量4.6kg

生地と統一感のあるフレームカラーがおしゃれ。

親子2人でゆったり座れる広々設計。大人2人でも余裕があります。


ロゴス / LOGOS

Tradcanvas 難燃BRICK・囲炉裏ベンチ

アメリカの難燃基準をクリアした極厚生地「難燃BRICK」を使用しており、火がついても燃え広がりにくいのが特徴のベンチ。囲炉裏テーブルを囲むのにぴったりのサイズ感で、万が一、火の粉が付いて生地が焦げてしまったときにも目立ちにくいレンガ色。
●使用時のサイズ/約110×30×35cm ●収納時のサイズ:約56.5×10×20cm ●総重量約3kg ●耐荷重約160kg

折り畳むと非常にコンパクトになる機能的なデザイン。

持ち運びに便利なケース付きです。

焚火のそばにマッチするデザインとカラーリング。同じ色のハイバックチェアも展開されています。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CSブラックラベル アルミ背付ベンチ

キャプテンスタッグが提案する大人のためのキャンプ用品「CS BLACK LABEL」。オーソドックスなスタイルの2人掛けベンチは、アルミニウムをエポキシ樹脂で塗装した構造にポリエステル生地に、ひじ掛け部分には天然木を使用するなど、細かなところまでこだわりの見える製品です。
●組立時のサイズ:約1040×560×665mm ●収納時のサイズ:約1040×640×85mm ●座面高:約285mm ●総重量:約3.8kg ●耐荷重:約140kg

都会的で洗練された雰囲気でありながら、自然の中に溶け込むデザイン。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CS アルミ背付ベンチ(グリーン)

キャプテンスタッグ製のシンプルなアルミ背付きベンチ。アウトドアシーンにマッチするグリーンで、アームレストには天然木を使用。軽量かつ丈夫で安定感があり、キャンプやガーデンパーティーなどさまざまなシーンで活躍します。
●使用時のサイズ:約1040×560×665mm ●収納時のサイズ:約1040×640×85mm ●総重量:約4kg ●耐荷重:約140kg

収納時には厚みが9cm以下に。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CSクラシックス アルミ背付ベンチ

アウトドアグッズに機能性のみならず、質とデザインを求めるキャンパー向けのキャプテンスタッグ「CSクラシックス」シリーズ。清々しいオフホワイトの生地にシルバーのアルミフレーム、そして肘掛け部分には天然木を使用しています。
●使用時のサイズ:約1040×560×665mm ●座面高:約285mm ●収納時のサイズ:約1040×640×85mm ●総重量:約3.7kg ●耐荷重:約140kg

上質感がありながら軽量で持ち運びもカンタンです。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

エクスギア アルミ背付ベンチ(ブラウン)

キャプテンスタッグの中でもアウトドアを極めるキャンパー向けの「エクスギア」ラインから発売されているロングタイプのベンチ。ロースタイルで、大人も子供もゆったりとくつろげます。肘掛けには天然木を使用し、汚れをさっと拭き取れるポリエステル生地を採用。
●使用時のサイズ:約1040×560×665mm ●収納時のサイズ:約1040×640×85mm ●総重量:約4kg ●座面高:約285mm

折りたたむと薄くコンパクトになるので、車への積載でも場所を取りにくいのがポイント。

開くときは片手で背もたれ部分を押さえながら、もう片方の手で手前の脚を引き出すだけの簡単設計。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

キャンプアウト アルミ背付ベンチ(オールドイエロー)

キャプテンスタッグ「キャンプアウト」シリーズのテーマカラーといえるオールドイエローのアルミ背付きベンチ。アルミフレームはオリーブ色に塗装され、生地には水色のパイピングが施された、他にはないおしゃれなデザインが特徴。
●使用時のサイズ:約1040×560×665mm ●座面高:約285mm ●収納時のサイズ:約1040×640×85mm ●総重量:約3.8kg ●耐荷重:約140kg

リビングにも映えるデザインでありながら、持ち運びやすく、丈夫で軽量なアルミ製。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CS × EDWIN AIDベンチ

キャプテンスタッグとエドウィンがコラボレーションして生まれたアウトドアベンチ。6本構造で安定感のある天然アカシア材のフレームと、色落ちしにくい「キープブルーデニム」の風合いがおしゃれ。座面にはエドウィンのジーンズのバックスタイルを再現したステッチが施されています。
●使用時のサイズ:約110cm×31cm×43cm ●座面高:約40cm ●収納時のサイズ:約110cm×50cm×9cm ●総重量:約3.8kg ●耐荷重:約140kg


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CSクラシックス AIDベンチ(ホワイト)

「CSクラシックス」シリーズの背もたれなしのアウトドアベンチ。温かみのある天然木の脚、ラグジュアリー感のあるアイボリーの生地など、素材のよさが感じられます。サイドだけでなく中央にも脚がある構造で安定感を実現。アルミのチェアと同等の軽量で扱いやすいのもポイントです。
●使用時のサイズ:約1100×310×430mm ●座面高:400mm ●収納時のサイズ:約1100×500×90mm ●総重量:約3.8kg ●耐荷重:約140kg

緑に囲まれたキャンプ地の中で、清潔感のあるオフホワイトが目を引きます。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

グラシア フォールディングベンチ(ブラック)

デザインも構造もシンプルで、総重量約2.8kgという軽さが魅力の折りたたみベンチ。キャプテンスタッグのフォールディングベンチの中では、比較的安価に手に入れられるのもうれしいポイント。
●使用時のサイズ:約109×39.5×38cm ●収納時のサイズ:約109×53.5×2.6cm ●総重量:約2.8kg ●耐荷重:約140kg

折りたたむと非常にコンパクトになります。構造はスチール製。

赤い布地のロゴタグがワンポイント。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CSフォールディングベンチ750(グリーン)

グリーンの張り地が鮮やかで、アウトドアやスポーツ観戦はもちろん、自宅の庭やベランダで使うにも重宝する手軽さが魅力。使わないときもコンパクトにたたんで収納できます。
●使用時のサイズ:約940×395×380mm ●座面高:380mm ●収納時のサイズ:約940×520×26mm ●総重量:約2.2kg ●耐荷重:約120kg


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

CSクラシックス FDリビングベンチ<110>

キャンプサイトでも庭でも映える、キャプテンスタッグのおしゃれなベンチ。木の優しい手触りや座り心地が好きな人にもおすすめです。
●使用時のサイズ:約1100×300×410mm ●座面高:約410mm ●収納時のサイズ:約1100×300×60mm ●総重量:約5.5kg ●耐荷重:約140kg

脚は鋼製。素材も構造もしっかりとしているので、安心感があります。

キャプテンスタッグロゴがワンポイントとして目を引きます。

折りたたむとコンパクトに。丈夫な木で扱いやすいのも魅力。


クイックキャンプ / QUICK CAMP

2人掛けフォールディングベンチ

アウトドアをより身近に、手軽に楽しむことをコンセプトとするクイックキャンプの背付きフォールディングベンチ。背もたれと座面はウレタンクッション入りで、長時間でも快適に座れます。軽量なアルミフレームを使用し、落ち着いたカラーと木製アームレストを採用したデザインが、屋内外でシーンを選ばず活躍。
●使用時のサイズ:約103×58×69cm ●座面高:約28cm ●収納時のサイズ:約103×8×59cm ●総重量は約4.6kg ●耐荷重:約160kg


クイックキャンプ / QUICK CAMP

コンパクトチェア

QC-FB110

大人2人でゆったり座れる背もたれなしのフォールディングベンチ。アルミフレームにマットブラックの塗装が施されているので、キャンプはもちろん都会的なシチュエーションでも馴染みやすいのが特徴です。軽量でありながら十分な耐荷重があるのもポイント。
●使用時のサイズ:約109cm×36cm×38.5cm ●収納時のサイズ:約58cm×22cm×10cm●座面高:約38.5cm ●重量:約2.8kg ●耐荷重:約160kg


ヘリノックス / Helinox

ベンチワン

世界最高の強度と柔軟性を持つといわれる超軽量アルミニウムポールを使用し、総重量はなんと約1.98kgと2kgを切っているにも関わらず、耐荷重は他のベンチと同程度の約145kg。その丈夫さを物語っています。スタッフバッグ付きでコンパクトに収納できる優れモノ。
●使用時のサイズ:約111×40×40cm ●収納時のサイズ:約45×16×16cm ●総重量1.98kg(スタッフバッグ込みで2.1kg) ●耐荷重:約145kg ※静荷重

ロゴが大きく施された収納用バッグ付き。


信頼のメイド・イン・ジャパンのクリップオンサングラス

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普通の眼鏡にクリップで留められるクリップオンタイプのサングラスは、ピンからキリまでさまざまなものが出まわっていて、なかには1,000円程度の安いものもある。

どれを買えばよいのか判断に迷うが、日本の専門メーカーという選択肢はいかがだろうか。たとえばSWANS(スワンズ)である。スワンズは、明治44(1911)年に大阪で創業した山本光学の一ブランド。眼鏡レンズの加工業を営む山本光学がスポーツ選手向けのラインとして、昭和47(1972)年にスタートさせた。

たとえば現在の有名アスリートでいうと、ゴルフの石川遼選手やプロ野球の源田壮亮選手がサングラスを使用している。そのほかスポーツの種目でいうと、スキー、自転車、競泳、マラソン、トライアスロン、フィッシングなど。スワンズの特徴としては、レンズとフレームを一貫して日本で生産していること。眼鏡の場合、レンズメーカーとフレームメーカーが分かれていることが多いが、その両方をそれも日本で生産しているのは珍しいという。

そのスワンズが出しているクリップオンタイプのサングラスのなかでも、オーソドックスなモデルがこの商品。「ULTRAレンズ」という独自の視認性の高いレンズを採用し、対象物がくっきりと見える。紫外線を99.9%カットするという同社の基本性能はもちろん備えつつ、偏光機能も付いている。

太陽光の乱反射によるギラツキを偏光フィルターが抑えることで、視界がクリアに見える。たとえば水中の魚や地形が見えたり、路面や雪面の凸凹がはっきり見えたり。日本では偏光度が90%(反射光の90%をカットする)以上のものを「偏光グラス」と定義しているが、その偏光度が97%以上と申し分のない性能を持つ。紫外線の強い初夏~夏だけでなく、1年中活躍してくれるだろう。

シンプルなソフトケース付き。

装着した状態。レンズは丈夫なポリカーボネート。

ワンタッチではね上げ可能。

5,500円

※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。

はね上げ式クリップオン 偏光ULTRAレンズ
https://www.pal-shop.jp/item/A55006011.html

フィッシングナイフのおすすめを釣りのタイプ別に紹介!銃刀法も注意

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釣りを快適に楽しむためのアイテムとして欠かせない、おすすめのフィッシングナイフが集合!狙う魚のサイズや用途に合った選び方をはじめ、扱う上で気を付けておくべきポイントを、釣りのタイプ別に詳しくご紹介します。

フィッシングナイフは釣りのマストアイテム!

渓流で釣った小型の魚を処理したり、海釣りで豪快に大物を締めたり。フィッシングナイフは、魚を捌いたり、締めたりするのに便利なアイテムです。釣った魚をそのままクーラーボックスに入れて持ち帰ると生臭くなりがちですが、フィッシングナイフを使って、エラの上部にある脊椎をナイフで切断し血抜きをするなど、釣ったその場で下処理をしておけば、魚の鮮度を保ってよりおいしく食べることができます。魚を捌くには多少の慣れは必要ですが、自らの手で釣り上げた魚を、新鮮なまま刺身にして食べる味わいは格別。

釣りに限らず、その携行性の良さや機能性の高さから、キャンプなどのアウトドア調理でも人気です。

釣りタイプ別、おすすめフィッシングナイフの種類

フィッシングナイフには大きくわけて3つの種類があります。釣りのタイプ別に、それぞれについて紹介します。

小型魚がメインのライトな釣りに/スライドナイフ

小型の魚をメインに狙うなら、スライドナイフがおすすめです。スライドナイフは柄の部分から刃をカッターのように滑り出して使用するナイフで、気軽に使えるのが魅力。刃は柄の中に納めることでコンパクトになるので、持ち運びに便利です。

小型~中型魚を狙う本格派に/フォールディングナイフ

小型から中型クラスの魚を狙うなら、フォールディングナイフを選択。フォールディングナイフは、刃の付け根を支点に、柄から刃を出して使用する折りたたみ式のナイフです。

しっかり握れて刃に力を入れられるため、渓流でのトラウト(マス)釣りや、中型の魚を狙う本格的な海釣りにも対応できます。折りたたみ式で安全に持ち運べるものの、刃をたたんだときに鱗や身が挟まって開かなくなることがあるので、使用中もこまめに汚れを拭き取るようにしましょう。

大型魚もガンガン締めるヘビーユーザーなら/シースナイフ

大型の魚を捌くときには、シースナイフが便利です。シースナイフは、刃と柄が一体型になっていて、刃をシース(さや)に納めて持ち運ぶナイフです。頑丈で耐久性が高く、力をかけやすいのでシーバス(スズキ)や大型の青物も安心して捌けます。

強度に優れ、汎用的な使い方が可能な両刃タイプや、刃の強度は劣るものの切れ味が鋭く、薄くスライスしたり削いだりするなどに適した片刃タイプがあり、目的に応じて刃の形や長さを選ぶことで、対応の幅が広がります。左利きの人で、片刃のものを使いたい場合は左利き専用のものを選びましょう。

イカ締め用など専用のナイフも

汎用的な使い方ができるナイフを1本持っておくのもひとつですが、用途が限定されている場合は、専用ナイフがあると作業効率が上がります。例えばイカ釣りでイカを締める場合、専用のイカ締めピックがあると便利です。

さびにくい素材やグリップの形もポイント

素材やグリップの形によっても、手入れのしやすさや持ち運びやすさ、力の入れやすさなどが変わってきます。重視したいポイントを明確にしてから選びましょう。

素材はさびにくいものを選択

フィッシングナイフは、海水や魚の血などに頻繁に触れるため、手入れを怠るとさびやすいもの。そこで、さびにくくて研ぎやすく、手入れが簡単なステンレス製のものが人気です。H-1鋼のように、塩分や海水への耐食性を極限まで高めた素材であればより安心です。また、さびない金属として知られるチタン製ならさびにくく、軽量で携帯しやすいのもメリットです。

グリップは滑りにくい形状であるとベター

フィッシングナイフは水に濡れた状態で使用することが多いため、グリップの握りやすさも重要です。柄がストレートのものだと滑りやすく、力がこめにくいだけでなく、手元が滑って怪我につながることもあるので要注意。指の位置が安定するか、手のひらにしっくり合う太さかなど、実際に握ってみて確認することをおすすめします。

手持ちの道具入れに入るサイズか確認

素材やナイフの形状が好みであっても、持ち運びにくいと扱いに困ってしまいます。ナイフだけをバッグに入れていると転倒時などに危険なので、安全に持ち運ぶために、手持ちの釣り道具入れに収まるサイズかどうか事前に確認しましょう。

フィッシングナイフ使用時の注意点

便利なフィッシングナイフですが、知識不足のまま使用すると、ナイフをだめにしてしまうだけでなく、法に触れてしまう場合も。正しい知識を身につけたから使用しましょう。

6cm以上は銃刀法の対象に

銃刀法とは、業務その他正当な理由なく刃体の長さが6cmをこえる刃物を携帯することを禁じる法律です。銃刀法に抵触しない6cm以下の刃物であっても、正当な理由なく刃物を隠して携帯することは、軽犯罪法によって取り締まりの対象となることがあります。

あらぬ疑いをかけられぬよう、ナイフは車に乗せっぱなしにせず、使用後は必ず自宅に持ち帰って片付けること。携帯するのは釣りに行く時だけに限定しましょう。

使用した後はすぐしまう

足元が濡れていて滑りやすく、転倒の可能性が大いにある釣り場において、刃を出した状態のフィッシングナイフを放置していると、思わぬ怪我や事故につながります。

どうせすぐ使うからと放置せず、フィッシングナイフは使用するたびにしまう癖をつけましょう。

使用後は洗って乾燥させよう

フィッシングナイフは付着した水分や魚の血をそのままにしておくと、すぐにさびてしまいます。使った後はさっと洗って汚れを落とし、乾いたタオル等で水分をしっかり拭いましょう。そして帰宅後は真水で汚れを洗い流して水分を念入りに拭き取り、完全に乾燥させてから収納してください。

自分のナイフの材質や形状に合った研ぎ方で、良い切れ味を保つメンテナンスも併せて行いましょう。

 

ジー・サカイ / G.SAKAI

サビナイフ2(サバキ3寸)

強靭で切れ味が鋭い刃は、H-1鋼材を使用。錆に抜群に強いので、海水にさらされる海釣りやダイビングでも活躍するシースナイフです。
●全長:205mm ●刃渡り:90mm ●刃幅:25mm ●刀身厚:2mm ●本体重量:約90g

ネジなどにも、錆に非常に強い18-8ステンレス材を使用しています。

小型から中型の魚を捌くのに適したサイズ感です。

シースはグラスファイバー強化ナイロン製で、衝撃に強く軽量です。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐四万十渓流刀ツバ付 90 白鋼[和式刃物:土佐四万十渓流刀 白]

刃には鍛造白鋼を使用。切れ味良好、耐久性にも優れ、職人の手仕事が生み出した逸品です。ハンドル部分はオイルステインを施した樫の木、シースは銅版と革バンド付きの木鞘で、木目の美しさが映えます。
●全長:200mm ●刃渡り:90mm

ブレードとハンドルの間に指が滑るのを防ぐ突起(ヒルト)がついているので、初心者でも扱いやすいです。

釣りに限らず、キャンプや登山、山菜狩りなど幅広く使えます。


トヨクニ / TOYOKUNI

和式ミニミニ渓流刀 90 dm 両刃 黒 チェッカー 皮ケース

小回りのきくサイズ感で、渓流釣りに最適なナイフ。切れ味と耐久性に優れています。ハンドル部分はオイルステン仕上げの樫木。美しいチェッカー加工が施されており、握った時に滑りにくく力を込めやすいです。仕留めた魚の処理はもちろん、木工作業も可能です。牛皮ケース付き。
●全長:178mm ●刃渡り:90mm ●刃幅:22mm ●刀身厚:3mm ●刃形:両刃


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐鍛渓流刀115 両刃 土佐オリジナル白鋼 樫柄 木鞘

土佐オリジナル白鋼の黒槌目仕上げ。見た目は無骨ですが切れ味は良く、職人の技が感じられます。ハンドルは刃と反対側にいくほど太く、握りやすい形状です。
●全長:約23cm ●刃渡り:約11.5cm ●刃幅:23mm ●刀身厚:5mm ●刃形:両刃

指が滑るのを防ぐ突起(ヒルト)があるので、力を込めても指が刃に向かって滑らず安全です。

厚みのある刃身で、焚火でのフェザースティック作りや木工作業、キノコ狩りなど、様々なアウトドアシーンで活躍します。

シースはオイルステン仕上げの木鞘です。右利き用のホックがついた革バンド付き。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐鍛・アングラーナイフ 白鋼

土佐オリジナル白鋼を使用した刃は、切れ味は鋭く研ぎやすいのが特徴です。ブレードとハンドルが一体構造になっており、バランスが良く頑丈です。
●全長:205mm ●刃渡り:90mm ●刃幅:17mm ●刃身厚:3mm ●刃形:両刃 ●本体重量:約70g

シースは牛革製。軽量で、ベルトに装着可能なのでアウトドアでの携行性にも優れています。

ハンドルは、カラフルなパラシュートコードを編み込んであるため握りやすく、実用性とデザイン性を兼ね備えています。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐鍛・アングラーナイフ 青2鋼

刃は青2鋼を使用。切れ味が良く、白鋼よりも持続性があるのが特徴です。職人の手で丁寧に仕上げられた逸品です。
●全長:205mm ●刃渡り:90mm ●刃幅:17mm ●刃身厚:3mm ●刃形:両刃 ●本体重量:約70g

牛革製のシースは、熟練の職人が刃に合わせて1本1本丹念に仕上げています。

釣り、木工細工や竹細工作り、キャンプでの調理など、多目的に使うのに適したサイズです。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐渓流ナイフ 105 青2

土佐四万十の川漁師のニーズを満たしてきた本格派です。刃は日立青鋼2号を使用し、驚異的な切れ味と、長く愛用できる耐久性を実現。渓流釣りをはじめ、キャンプや登山、木工細工など幅広く活用できます。
●全長:約220mm ●刃渡り:約105mm ●刃幅:約23mm ●刃身厚:約4mm ●本体重量:約130g

ハンドルはオイルステン仕上げの樫の木、シースは牛革を使用しています。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐渓流ナイフ 105 白鋼

1946年創業の土佐鍛冶メーカーのフィッシングナイフ。刃は白鋼で、鋭い切れ味を持ち、初心者でも扱いやすい研ぎやすさが特徴です。渓流釣りやキャンプなど、さまざまなシーンで重宝する1本。
●全長:約220mm ●刃渡り:約105mm ●刃幅:約23mm ●刃身厚:約4mm ●本体重量:約130g

牛革製のシースはベルトに通して腰につけられる形状なので、アウトドアで作業がしやすいのも魅力。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐四万十渓流ナイフ 105 青スーパー

四国の川漁師の要求に応じて作られた商品。刃は安来鋼の中でも最上のものとされる青スーパーを使用。硬度が高く耐摩耗性に優れ、良い切れ味が永く持続します。
●全長:約220mm ●刃渡り:105mm ●刃幅:23mm ●刃身厚:3mm ●本体重量:約130g

ナチュラルな木目が美しいハンドルは、使い込むほどに自分だけの「味」が出てきます。


トヨクニ / TOYOKUNI

土佐四万十渓流ナイフ105 dm青黒槌

ブレードは、ダマスカス鉄と鋼を31回打ち合わせた最高級品。ダマスカスの美しい波紋が特徴です。刃は切れ味に定評のある安来青紙鋼を使用し、鍛造や焼き入れが難しいとされる「青紙」に、若き鍛造家・昌乃が命を吹き込んだ逸品。抜群の切れ味はもちろん、耐久性にも優れています。
●全長:220mm ●刃渡り:105mm ●刃幅:23mm ●刃身厚:4mm ●刃形:両刃

ハンドルは、オイルステン仕上げの樫を使用しています。グリップの形状や重さなど、細部にわたり使いやすいよう工夫されています。


スパイダルコ / Spyderco

パシフィックソルト オールブラック(大海人)

錆に強いH-1鋼材にブラックチタンコーティング加工を施すことで、耐蝕性をさらに向上させたフォールディングナイフです。海での使用後も、軽く水洗いするだけでOK。黒でまとめられた大人に似合うスタイリッシュなデザイン。
●全長:約221mm ●刃渡り:約97mm ●刃身厚:約3mm ●刃形状:約直刃 ●本体重量:約85g

ハンドルにはFRN(ガラス繊維強化ナイロン)を使用。

ブレードにあけた穴によって、片手で楽にナイフを開けます。


スパイダルコ / Spyderco

パシフィックソルト 波刃

錆に強く、海での使用に最適なH-1鋼材を使用したフォールディングナイフ。波刃はギザギザの部分にロープや紐が引っかかり滑らずカットできるので、釣りやキャンプなどで重宝します。
●全長:約221mm ●刃渡り:約97mm ●刃身厚:約3mm ●刃形状:約波刃 ●本体重量:約85g

使用時、ハンドル部のクリップでポケットのふちに固定することで、不意の落下を防げます。

バックロック式で、初心者でも扱いやすい構造です。


スパイダルコ / Spyderco

ドラゴンフライ2ソルトホークビル

錆に強いH-1鋼材をブレードと背金に使用しているため、海釣りでの使用も安心。ロープの切断やブレード先端を利用して引っかけて引き裂く作業に適したホークビル形状のフォールディングナイフです。
●全長:約139mm ●刃渡り:約58mm ●刃身厚:約2.5mm ●刃形状:約波刃 ●本体重量:約37g

ブレードの先端が湾曲したホークビル形状なので、収納時は丸みを帯びたシルエットになります。

ハンドルはガラス繊維強化ナイロン製。表面の凹凸加工により、力を込めても滑りにくいのが特徴。


スパイダルコ / Spyderco

ドラゴンフライ2ソルト

耐蝕性抜群のH-1鋼をブレードに使用した、錆に強い作りのフォールディングナイフ。小さめのサイズで、釣りはもちろんキャンプや登山など、幅広く使えます。ブレードに穴が開いているため、片手でブレードをオープンできるのが便利。刃形状は、直刃と波刃とが選べます。
●全長:約141mm ●刃渡り:約57mm ●刃身厚:約2.5mm ●本体重量:約34g

小さめサイズで非常に軽量なため、携行性に優れています。

サムホールに指を入れて片手でオープンできるので、作業効率が上がります。


シマノ / SHIMANO

スライドナイフ Type-F

ステンレスの刃に、フッ素加工をすることでさらに耐蝕性を高めたスライドナイフ。釣りやキャンプで活躍します。カッターナイフのように刃を出し入れするので、初心者でも扱いやすいのが魅力。「ガッチリロック」機能で使用中に刃が動かず、安心して使えます。
●収納時のサイズ:約110×30×10mm ●刃渡り:70mm ●カラーバリエーション:サンイエロー/シーグリーン/ブラック


シマノ / SHIMANO

スライドナイフ

刃には錆びにくいステンレスを使用。切る、捌くなど、基本的な機能を備えた、入門者にもおすすめのコンパクトなスライドナイフです。握りやすいグリップと鋭利な先端、優れた切れ味で、釣った魚の下処理がスムーズにできます。
●収納時のサイズ:約110×30×10mm ●刃渡り:約70mm ●カラーバリエーション:サンイエロー/シーグリーン/ブラック


オピネル / OPINEL

ステンレススチール #9

刃には錆びにくいステンレスを使用した、フランス製のコンパクトなフォールディングナイフ。熟練した職人の精密な手作業で作られており、独自の曲線的なフォルムは、審美性と実用性を兼ね備えています。ハンドルはブナ材。
●全長:約210mm ●刃渡り:約90mm ●刃身厚:約2mm ●本体重量:約57g

ナイフを開いた時に刃がしっかり固定される構造なので、力を入れて木を削る時も安心です。

キャンプや登山など、アウトドアでの食材カットにちょうどいいサイズ感です。


オピネル / OPINEL

ステンレススチール #10

ブレードの長さが10cmと、料理や小枝を切るにも使いやすいステンレス製フォールディングナイフ。独自のシンプルな美しさが、フィッシングナイフとしてはもちろん、世界中の登山家やキャンパーに愛されています。錆びにくくて研ぎやすく、初心者にも扱いやすいのが魅力。熟練の職人のこだわりが詰まった逸品です。
●全長:約230mm ●刃渡り:約100mm ●刃身厚:約2mm ●本体重量:約71g


モーラナイフ / MORAKNIV

コンパニオン ヘビーデューティ

刃にはステンレススチールを使用。スウェーデンの職人によって伝統として受け継がれた、丈夫な刃造りの技法で生み出されたシースナイフ。刃にはステンレススチールを使っています。ラバーハンドルが手に馴染み、手が濡れていても滑りにいのもポイント。
●全長:約224mm ●刃渡り:約104mm ●刃身厚:約3.2mm ●刃形状:直刃 ●本体重量:約101g

プラスチック製のシース付き。

堅牢な造りで、バトニングなど負荷の大きい作業にも使えます。


がまかつ / GAMAKATSU

フィッシングナイフ GM-2014

ブレードには440ステンレスナイフ用鋼材を使用しており、硬くて耐久性があり切れ味も良好の大型ナイフです。ハンドルには強化木を使用し、握りやすいゆるやかな曲線のグリップが特徴。程よく重量感があり、ナイフ好きな人にもおすすめ。
●全長:約250mm ●刃渡り:約143mm ●刃形状:直刃

シースは、インナープラスチックの本革仕様。付属のループでベルトなどにつけて持ち運べます。


「BOSE SoundLink Mini」でキャンプに高音質のBGMを導入しよう!

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私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

音響機器の名門「BOSE」が作ったBluetoothスピーカー

正面にプリントされたBOSEのロゴがすごくイイ! 小さいながらも只者ではない雰囲気があります。

キャンプで楽しむ「音」といえば、小川のせせらぎや鳥のさえずりなど、自然の中に存在する音を最初にイメージする人も多いはず。

もちろんそのような音に耳を傾けるのも自然との一体感を感じられてとても良いのですが、何度もキャンプをしていると段々とそういった音に新鮮味がなくなり、退屈さを感じてきたりもします。話し相手がいないソロキャンプではなおのこと。

そんなときに役に立つのが、スマートフォンと簡単に接続できるBluetoothスピーカーです。これを使用して普段からよく聞いているお気に入りの曲やradiko(ラジコ)の放送などをBGMにすると、とても良い気分で楽しい時間を過ごすことができます。

そして巷(ちまた)にあふれているBluetoothスピーカーの中でもとくにおすすめなのが、今回ご紹介するBOSE SoundLink Miniです。

手のひらに乗るほどコンパクトなのでキャンプに持っていっても邪魔にならず、独自の技術がもたらす豊かな音の表現力でキャンプの雰囲気を楽しげに、あるいは優雅に彩ります。

私が所有しているのは2013年に発売された初代モデルで、現在販売されているものはその第2世代。細かい部分に変更がなされていますが、大部分は同じものなのでどうぞ参考にしてください。

他の小型スピーカーを圧倒するBOSEならではの重低音

「この小さなスピーカーからどうしてこんなに低音が出るんだ?」と感じてしまうほど力強く深みのある音を鳴らしてくれます。

「BOSEといえば重低音」とも言われている通り、このSoundLink Miniを通して聞こえてくる音楽は低音域をかなり強調したもの。

本来小型のスピーカーは低音を出すのが苦手なものですが、その常識に真っ向から立ち向かおうとしているかのような、迫力のある重低音を鳴らしてくれるのが大きな特徴です。

この臨場感あふれる重低音を鳴らすことを可能としているのが、不要な振動を抑制してパワフルな音を発生させるようにチューニングされた「デュアルパッシブラジエーター」と「高性能トランスデューサー」という2種類のユニット。

BOSE特有の低音を強調する音に関しては好みが分かれるところですが、手軽に良い音を手に入れたい方にとってはこのSoundLink Miniはベストな選択と言えます。

家電量販店で実機を見かけたら、ぜひスマートフォンを接続して音楽を聴いてみてください。小さな見た目と音質のギャップに驚くはずです。

ゆるやかな曲線が美しい洗練されたデザイン

音の良さもさることながら、この完成されたデザインはもはや芸術の域。

デザインの良さもSoundLink Miniの大きな魅力です。高級感あふれるアルミボディの質感とゆるやかなカーブを描いたシルエットからは、先進的でハイセンスな印象を受けます。デザイン性においては、ほかのメーカーのものと一線を画すレベルであると言って差し支えないでしょう。

艶消しの表面処理がほどこされたボディはサラサラとした手触りが心地よく、指紋や小さい傷が目立ちにくいのでいつまでも新品同様の綺麗な姿を保ちます。

小さい割には存在感があり、キャンプに持っていったらテーブルの上がオシャレになる事はもちろん、インテリアとしてもかなり見栄えがします。

専用の充電クレードルがついてくる

スピーカーの下にある黒い土台が充電クレードルです。スピーカー本体との一体感に優れていて、まったく違和感がありません。

充電クレードルが付属しているのも嬉しいポイント。普段はクレードルに置いて充電しながら使用することができます。

本体に直接給電ケーブルを挿すこともできますが、この充電クレードルを使用することでせっかくの美しいデザインを損なわずにすみます。

最新モデルでは、満充電で10時間の連続再生が可能となっています。

高音質を支える抜群の安定感

重量は680gほどとサイズの割に少々重め。軽い方が携帯性には優れますが、逆に重い方が音質の面で有利です。

低重心で安定感があるのもSoundLink Miniの良いところです。サイズは幅180×高さ51×奥行き59mmとコンパクトでありながら、持つとズッシリとした重さがあります。この重さが音質の良さに貢献していることは間違いありません。

底面にはラバーがついているのでテーブルの上で滑ることもなく、手が当たって倒れてしまうといったこともないので安心して使えます。

どこにでも持っていける最高の音質

家でも庭でもキャンプ場でも、いろんなところで使いたくなるBluetoothスピーカーです。

「コンパクトで音質に優れたBluetoothスピーカーが欲しいならコレ!」と自信を持っておすすめできる、このSoundLink Mini。価格は約2万円と小型スピーカーとしては少々お高めですが、その価格以上の満足感を得られることを保証します。

朝はカフェミュージックを流してコーヒーブレイク、夜はジャズを聴きながらお酒を楽しむといったように、普段のキャンプで普通に行っていることにBGMを取り入れるだけで、より一層気分が盛り上がるはず。

このSoundLink Miniなら、それを最高の音質で楽しむことができます。

BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker II (現行モデル)

本体サイズ:幅18×高さ5.1×奥行き5.8cm
クレードルサイズ:幅15.7×高さ1.6×奥行き5.1cm
重量:680g(本体) / 79g(クレードル)
入出力:φ3.5mm外部入力端子、Micro-B USB端子
ワイヤレス通信距離:最大9 m
連続再生時間:10時間
電源電圧: AC100~240V


十徳ナイフの大本命!食材がザクザク切れるピクニッカーNL

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ひとつ持っておくとなにかと便利なマルチツール。マルチツールは大別して、工具がメインなものとナイフが主体なものに分けられます。前者はプライヤーが中央にあって、グリップに各ツール類が収納されていることが多く、後者はナイフもツールもハンドルの中から引き出すようにして使用します。

 プライヤー付きのマルチツールと言えば、レザーマン(LEATHERMAN)が有名ですが、十徳ナイフ、アーミーナイフ(ソルジャーナイフ)と言えば130年以上の歴史を持つビクトリノックス(VICTORINOX)がパイオニア的存在。

1891年にスイス陸軍で使われたのがビクトリノックスのソルジャーナイフ。そのソルジャーナイフに機能を加えた多機能ナイフ、オフィサーナイフは今あるマルチツールの原型とも言われています(同社が「オリジナル・オフィサー・アンド・スポーツナイフ」として特許を取得)。同社の製品は 一世紀以上経った今日に至るまで、世界中の人々に愛され続けています。

バリエーションの豊富さが魅力のビクトリノックス

ビクトリノックスの製品はカラーバリエーションまで含めると数百種類とも言われています。様々な職業、あらゆる目的に応じた製品が見つかるのも、ビクトリノックスの魅力です。

ビクトリノックスのアウトドア向け製品ですと、キャンプ好きに人気の「キャンパー」、山登りなら「クライマー」、釣りに便利な「フィッシャーマン」が定番ですが、今回紹介するのは「ピクニッカー NL」です。 

ピクニッカー NL最大の魅力はブレードの長さ 

スイス製マルチツール、ビクトリノックス「ピクニッカー NL(Picknicker)」

ビクトリノックスの製品は大きさ別で「スモール」「ミディアム」「ラージ」に分けられており、ピクニッカーNLはラージに分類されます。握りやすい大きなハンドルと長いブレード、安心のブレードロック機構で人気を博している製品です。

ブレードが長いので、キャンプやBBQでの調理にとても便利です。一般的なマルチツールだと包丁代わりにならないことが多く、別途ナイフが必要…ということになりがちですが、ピクニッカーNLひとつあれば、たいていの食材がカットできます。さすがに家で使う三徳包丁とは違いますが、果物ナイフぐらいの大きさで、握りやすさも相まって使い勝手は上々です。

ラージブレードのほか、せん抜き、缶切り、コルクせん抜きも付いており、まさに“アウトドアクッキングに必要なもの全部入り”なのが、ピクニッカーNLです。

ピクニッカー NLの機能は11種類!

全長111mm、高さ16mm、重さ105gのなかに、11種類もの機能を持つピクニッカーNL。すべての機能を取り上げると以下のようになります。

  • ラージブレード
  • せん抜き
  • マイナスドライバー 5mm
  • ワイヤーストリッパー
  • カン切り
  • マイナスドライバー 3mm
  • リーマー(穴あけ)
  • コルクせん抜き
  • ピンセット
  • つまようじ(写真には写ってませんが別で付いてきます)
  • キーリング

一番使うのはやっぱりナイフ!

ブレードの長さは約80mm。オピネルの#7と同じ長さです。ナイフとして使わないときはブレードをハンドルの中に収納し、使用時に引き出して使います。一度引き出すと自動でロックがかかる仕組みで、ロックを解除しないと刃をしまうことはできません。使っていて不意にナイフの刃が動くこともないので安心して使用できます。

ハンドルからブレードを引き出して使用します。ブレードの長さもさることながら、握りやすいハンドルも特徴のひとつです。

背面のロックを外すとナイフをしまうことができます。

ナイフ以外にも缶詰を開けたりビールやワインの栓を抜いたりと、キャンプやBBQでよく使う機能が備わっています。もちろん自宅でも重宝するアイテムです。

グリップエンドには栓抜きなどが備わります。

コルクせん抜きは真ん中にあるので、使いやすさ抜群です。

ブレードのすぐそばにある缶切り。日本では缶切りを必要とする缶詰がだいぶ減りましたが、海外の旅ではまだまだ現役。あると便利な機能です。

ビクトリノックスの製品は種類が豊富にあるため、キャンプでどれが便利なのか悩んでしまうもの。ノコギリやハサミ、ドライバーなどを必要とせず、主にキャンプでのアウトドア料理で使いたいのであれば、このピクニッカーNLをおすすめします。

ビクトリノックスの他のマルチツールと比べて軽量なのもうれしいポイント。これひとつあれば、他のナイフやワインオープナー、栓抜きなどを持っていかなくていいので、荷物も少なくすみます(忘れ物も減るはず)。

SPEC:

高さ:16mm
長さ:111mm
重量:105g
スケール素材:ポリアミド
ロック付ブレード 
カラー:レッド、ブラック

Victorinox ピクニッカー NL   レッド – 0.8353 :
https://www.victorinox.com/jp/ja/p//-NL/p/0.8353

ご注意ください

正当な理由なく刃物を持ち歩くことは、法律で禁止されています。キャンプ場等の目的地に着くまではギアボックスなどに入れて管理するようにしましょう。ポケットやバッグの中といった、すぐに使用できる状態で携行すると、キャンプ場への行き帰りでも法律に触れる可能性があります。また、小さな子供が間違えて使わないように、保管方法にも十分注意しましょう。

※構成、文、写真、買った人/早坂英之

数量限定!シリアルナンバー入りのミステリーランチ「復刻アイテム」は見逃せない

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アメリカ・ボーズマンに拠点を置くバッグメーカー・ミステリーランチから、原宿にあるオンリーショップでしか手に入らないスペシャルなアイテムが2種類発売される。数量限定につき、ファンには垂涎の的になるだろう。

名作ヒップバッグがボーズマン製で再び

ミステリーランチ「フルムーン」各色¥23,000+税

まずは同ブランドの前代・デイナデザインの頃に発売されていた形を踏襲したヒップバッグ。350mℓ缶が縦に入るほどの絶妙なサイズは、普段使いからキャンプ、フェスなど幅広いシーンで使える逸品。

オレンジの差し色が映えるWoodland/ Orange

フロントポケットとメインコンパートメントというシンプルな構造で、生地はクラシックなコーデュラナイロンを採用。両サイドにコンプレッションストラップが付いていて、これを引っ張ることで身体への密着度を高められる。カラーは全4色展開で、各色30点限定だ!

商品情報

価格:¥23,000+税
サイズ(約):18×33×19cm
カラー:Foliage/ ForestMulticam BlackWoodland/ OrangeBlack/ Hot Pink

往年の人気バッグにトレンドの素材を使用

ミステリーランチ「フラットバッグ」各色¥3,800+税

2点目は、手帳や常備品などを収納できる小型バッグ。2015年まで販売されていたもので、工場の端切れを使い、新人研修で最初に作るバッグとして作られ、使いやすいシンプルなポーチで日本で人気になった

小腹が空いたときに食べるおやつ入れにもピッタリ!

従来品はSMLの3サイズ展開だったが、今回は1サイズのみ。カラーは全5色で、その中にはトレンドの素材・X-pacを使用したものも必見! 各色40点限定。

商品情報

価格:¥3,800+税
サイズ(約):25.5×21cm
カラー:Red X-pac  Foliage X-pac Multicam /OrangeWoodland /OrangeGnarly

現在、すでに発売中で、原宿のキャットストリート沿いにあるMYSTERY RANCH TOKYOだけで販売。なお、今回は県外の人でも買えるように、特別に代金引換で通信販売も対応! 嬉しいサービスもついている2種のバッグを見逃すな!

ショップ情報

 MYSTERY RANCH TOKYO

東京都渋谷区神宮前6-15-7
営業時間:11:00~18:00
電話番号:03-4578-8827
定休日: 不定休

※コロナウィスル蔓延防止のため、当面は時間を短縮して営業。最新情報はオフィシャルInstagramをチェック。
https://www.instagram.com/mysteryranch_tokyo/

ミステリーランチの公式ページ
https://www.mysteryranch.jp/

「LOGナイフ」は刃物の老舗が作った日本でいちばん素朴なナイフ

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私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

同じものがふたつとない自分だけのナイフ

自然の中に溶け込むようなデザイン。昭和61年に生まれてから現在まで続く伝統的な形です。

ナイフは数あるキャンプ用品の中でも、もっとも重要なアイテムのひとつ。だからこそこだわりを持って選ぶ必要があります。

そのこだわりとは刃物としての性能や使い勝手など人それぞれではありますが、そのナイフに対して愛着を持って何年も使い続けるためには、「見た目」というのも大切な要素です。

「別に使うわけじゃないけれど、なんとなく手にとってしまう。」

そう感じることができるナイフこそ、その人にとってより身近な存在であり、最高の相棒となってくれると私は思います。

そこで今回はその「見た目」に関して強烈な個性を持っているナイフをご紹介します。それがこの、LOGナイフです。

ごらんの通り、ハンドルは木の枝の形をそのまま活かして作られています。そのすべてが違った表情を持っており、同じものは存在しません。自らの手にとったLOGナイフ、それは正真正銘、世界でその場所にしか存在しない1本なのです。

一見するとそこらへんから拾ってきて簡単に作ったナイフのように感じるかもしれませんが、このLOGナイフは刃物の町として世界的に有名な大阪府堺市の老舗刃物メーカー、「芦刃物製作所」が長年作り続けている逸品。

その親しみやすい姿の中に、ずっと使い続けたくなるようなナイフとしての魅力が詰まっています。

LOGナイフを製造している「芦刃物製作所」とは

「LOG」の意味は丸太。その文字の下に、芦刃物製作所が作ったことを示す「ASHI」の名が刻まれています。

芦刃物製作所(あしはものせいさくしょ)は1948年に創業した大阪府堺市の会社。紀州街道沿いの目立たない場所にひっそりと建っています。料理に使用する包丁をメインに製作しており、昭和63年に製作を開始した「銀香(ぎんが)」シリーズは、今もプロの料理人たちが買いに訪れている名品です。

日本国内でとくに有名な刃物の産地というと、岐阜県の関市、新潟県の燕三条、そして芦刃物製作所がある大阪府の堺市の3つ。製法や刃物自体の特徴など、その土地ごとに違った伝統を持っています。

堺市の刃物づくりの特徴は、「プロが使うような高品質で高性能な包丁を、鍛冶・研ぎ・柄付けの3行程を分業して製作する」というもの。分業して製作するとは、それぞれの工程を別の会社が行うことであり、つまりは1本の包丁を作るのにいくつかの会社が携わっているということです。

その点、芦刃物製作所はそのすべての工程を自社で一貫して製作しているのが特徴です。数人の職人たちが金属を叩いて鍛える鍛造から、鋭利な刃をつける研ぎ、柄を取り付けて完成させるところまでを1本1本手作業で行っています。

また芦刃物製作所には、そこで働く職人が空いた時間を利用し、自分が考えたオリジナルの刃物を作ることが許されているという面白い気風があります。

伝統を守りながらも新しいものを受け入れる精神があったからこそ、LOGナイフのようなユニークなナイフが生まれたのかもしれません。

LOGナイフの特徴

LOGナイフはただ見た目が変わっているだけのナイフではありません。アウトドアでの使い勝手においてもなかなか優秀です。

ブレードとハンドルの2つに分けて、より詳しくLOGナイフの特徴を見ていきましょう。

ブレード

包丁づくりで磨き上げた技術が注ぎ込まれているブレード。産毛も剃れる切れ味です。

ブレードの長さは85mmで厚さが2mmとなっており、これはオピネルのNo.8と同等。キャンプでの料理やちょっとしたブッシュクラフトにも使いやすく、オールマイティに使えるちょうど良いサイズです。

素材は包丁にも使われているモリブデン鋼。サビに強く切れ味に優れ、研ぎ直しもしやすいのが特徴です。あまりナイフに慣れていない方でも、少し研ぐだけで簡単に鋭い切れ味を復活させることができます。

ブレードの形状は、刃の背中側が先端に向かうにつれて下がっていくドロップポイント。細かい作業がしやすく、何をするにも扱いやすいタイプです。見た目においてもハンドルとのバランスが良く、ナイフ全体の雰囲気にマッチした形状であると感じます。

ハンドル

このハンドルの素材はミズナラだそうです。芦刃物製作所に持って行って直接聞きました。

ログハウスからヒントを得て名付けられたというLOGナイフ。もっとも印象的なのがこの天然木を使用したハンドルです。削られて内部の木目があらわになっている部分と、樹皮が残っている部分の対比が、自然のものならではの美しさを感じさせます。

木の枝をただそのまま使用しているのではなく、内側までしっかりと樹脂加工が施されているので耐久性も十分。水濡れにも強くなっています。

私が持っているLOGナイフのハンドルは比較的太めのものですが、このほかに細めのハンドルや普通の太さのハンドルもあります。木の曲がりや節もそれぞれの個性として残してあり、使用する木の種類も様々。

そのため「人間工学に基づいて設計された〜」などとうたっている樹脂製のハンドルほどホールド感には優れていませんが、手のひらにかすかに熱が伝わってくるような握り心地の良さがあります。

実際に触れて初めてわかるこの温もりこそ、LOGナイフが持っている1番の魅力です。

LOGナイフは実用品としても観賞用としてもおすすめ

威圧感がなく、部屋に飾っておいてもオシャレなナイフです。

木の個性をそのまま活かして作られたLOGナイフは、使い勝手に優れているだけでなく、見て楽しめるナイフでもあります。そのため実際に使わなくとも、観賞用やコレクションとしてもおすすめです。

芦刃物製作所の公式サイトでは、現在在庫として持っているLOGナイフの写真がたくさん掲載されています。ほかにどのようなものがあるのか見てみたい方は、そちらをチェックするといいでしょう。

自然を愛するキャンプ好きな方なら、きっと一度手に取ってみたくなるはずです。

芦刃物製作所 LOGナイフ

全長:約195mm
刃長:約85mm
刃厚:約2.0mm
素材:モリブデン鋼、天然木

ビッグジョン、ロックス、ビーパルが考えた究極のアウトドアジーンズ

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アウトドア用パンツの快適さに慣れてしまうと、ジーンズの窮屈さが気になってしまうものだが、このパンツならその心配はない。トルコISKO社のストレッチデニムを採用し、ウエスト部分はゴム入り、太もも部分は太くしてある。リラックスしてはけるジーンズである。

このアウトドア用ジーンズはビッグジョン、ロックス、ビーパルの3者のコラボレーションから生まれた。ビッグジョンは、言わずと知れた日本初の国産ジーンズメーカー。作業服や学生服の生産地だった岡山県児島で1940年に創業、ジーンズの輸入販売、受託生産を経て、1965年に国産第一号となるジーンズを販売した。それと同時に世界初の洗い加工(ウォッシュド加工)もはじめている。

今回のジーンズはワンウォッシュが施され、鮮やかなインディゴブルーのなかにほどよいユーズド感がただよっている。ステッチや革パッチ、リベットなども、歴史あるジーンズメーカーらしい丁寧なつくりである。

ロックスは2000年にアメリカでスタートしたクライミングウェアブランド。1970年代のヨセミテで活躍したクライマー、マイク・グラハムが立ちあげた。高いファッション性と股下のガゼットクロッチ(大きなマチ)に代表される機能性が特徴である。このコラボジーンズも股下にはガゼットクロッチが採用され、脚を大きく広げても窮屈さがない。ウエストのゴムとストラップもロックスらしい仕様だ。

さて、最後のわれらがビーパルはフォルムに注目した。冒頭でお伝えした「太ももを太く」はビーパルのアイデアである。膝を動かしやすいゆったりとしたアウトドア用パンツに慣れているアウトドアファンにとっては、おそらくそれが正解だろうと考えた。ぜひ履いて体感してください。

オーソドックスなヒップポケットと革パッチ。

股下のガゼットクロッチ。

横方向によく伸びる。デニムを製造したISKO社は、多くのファッションブランドにデニムを提供している世界的なメーカーだ。

ウエストの内側に、ビッグジョンとロックスのダブルネームのタグ。

太ももの太いワイドなシルエット。股下は日本人の体型に合いやすいように短めとなっている。

16,500円

※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。

ISKOストレッチデニムパンツ
https://www.pal-shop.jp/item/A55006001.html

本誌編集部員の愛用品!キャンパーズコレクションのキャンプ棚

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キャンプで必要なものを考えると、テントと寝袋のふたつはマストアイテムです。そこにタープを加えれば雨風をしのげる範囲が広がり、寝袋の下にマットを引くことで快適な睡眠を取ることができます。

さらにテーブルやチェアがあると、地べたに座ることなく食事をすることができます。煮炊きする道具も必要ですね。灯りもあると安心します。

このように、これからキャンプを始める人にとっては、道具を買い揃えるために「何が必要か」を考えながら順番に選んでいくと思います。あると便利だけど無くてもそう問題がない道具類は後回し。そんな、キャンプに慣れてきてから購入するもののひとつが、キャンプ用のシェルフ(ラック・棚類)です。

キャンプサイトでも荷物の整理を! シェルフは次に買いたいおすすめアイテム

キャンプを続けていくと徐々に持っていく荷物が増えていって、キャンプサイトでの置き場所に困るようになってきます。あれも使いたい、これも試したい。ですが、便利な道具をたくさん持っていっても、すぐに取り出せないようでは本末転倒。ギアボックスやコンテナに入れたまま、「あれ、どこにしまったっけ?」もよくある話です。

InstagramなどのSNSを使って、キャンプの様子を発信するのも今どきの楽しみ方。多くのキャンパーたちが素敵なキャンプ写真を投稿しています。それらを眺めてみると、おしゃれなサイトほど整理整頓がきちんと出来ており、快適そうに見えるもの。そんな上級者たちのほとんどが、キャンプ用のシェルフを利用しています。

ウッドやアルミなど、シェルフの種類はさまざま

キャンプ用のシェルフは、各アウトドアブランドから発売されています。テーブルよりも高さがあって、カタチもさまざまです。なかにはキッチンテーブルとして発売されているものもあり、収納と作業が同じアイテムで行なえるのが特徴です。

ベーシックなものだと、2段・3段のまさに棚。素材もウッドやアルミなどがあげられます。自分が使いやすいよう自作する人も少なくありません。

ここで紹介するのはBE-PAL編集部、早坂が仕事にプライベートに使用しているキャンプシェルフ、キャンパーズコレクション「タフライトスタンド」です。キャンプでは整理棚として使い、自宅でもカメラやパソコンを置いたりしています。

タフライトスタンドがお気に入りな理由

「キャンパーズコレクション」は工作機械・産業用機器・一般建材・家庭用機器などを取り扱う株式会社山善のアウトドアブランドです。山善は電化製品や家具類など、暮らしのアイテムを取り扱う「YAMAZEN」ブランドでも有名。ホームセンターや家電量販店でもよく目にします。

山善の商品は低価格で便利なものが多く、アイデアにも富んでいます。キャンパーズコレクションも定番のアイテムから、最近の流行を取り入れたものまでさまざま。市場ニーズを反映した旬なトレンドなギアも手軽な価格帯で取り扱っています。

キャンパーズコレクションのタフライトシリーズは、マットブラックでハードな見た目と使い勝手の良さで人気のアウトドアファニチャーです。シェルフのほか、キャンプテーブルや囲炉裏テーブル、BBQテーブルなど、ラインナップも豊富に取り揃えています。

紹介する「タフライトスタンド」はシリーズの中でも唯一、テーブルではないアイテム。ものが置ける棚スペースが4つあり、コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利です。

上下二段の棚は、上の方が広い

はめ込み式の天板は、上下二段の仕様になっています。上の天板サイズは約47×33cm(実測)、下は41×33cm(実測)です。広々とした上のスペースは頻繁に取り出すアイテムほか、キッチンのまな板スペースとしても便利です。一方、下のスペースは高さに制限があるのと腰をかがむ必要があるので、上の段よりも使用頻度が少ないものや、動かさない重いものなどを置いてます。キャンプではウォータージャグや水筒などがちょうど良いサイズです。

はめ込み式の上天板。広々としたフラットな形状です。

下段の棚にはウォータージャグなどが便利。低めの高さなので使い勝手も上々。

上下二段のシェルフの脚部はX字の加工が施されており安定性抜群。満タンのジャグを置いても倒れることはありません。

メッシュ部分はダッチオーブンも置ける

両サイドには金属製メッシュの棚が付いています。広いほうが約58×33.5cm(実測)で狭いほうは29×33.5cm(実測値)です。広い方は伸縮式の脚部が付いており、安定性に優れています。どちらともロック機能が備わっているので、不意に棚が下がるようなことはありません。

メッシュ加工の広々天板。熱に強い素材で出来ています。

両サイドに大きさが異なるメッシュ天板を備えたつくり。こちらは脚がなく、支えが2箇所なので重いものは置けません。

天板と脚を接続するパーツを押し込むと、ロックがかかります。広い天板でロックは4箇所、狭い方は2箇所です。ロックをすることで、重いダッチオーブンも置けます。

メッシュ部は小型のBBQグリルやコンロ、ストーブなどの火器類を置いて使うことができます。この点からもキャンプの棚としてだけではなく、キッチンテーブルとしても優れていることが分かります。

折りたためるので持ち運びに便利

天板をふたつ外し、脚をしまうことでパタンと折りたたむことができます。専用袋も付いており、持ち運びも容易。コンパクトカーでもラゲッジルームに収まる大きさです。

組み立ても収納も1分かからず行なえる超カンタン仕様なのがグッド。

このシェルフの優れているところは、サイトレイアウトによって左右の幅を調整できること。タープの中などで「幅を狭くしたいな」という時に便利です。もちろん、自宅の部屋でもサイズ変更ができるので重宝します。

広いメッシュ天板を閉じた状態。

左右両方のメッシュ天板を閉じた状態。

使う場所、シーンに応じた使い方ができるタフライトスタンド。数年前からキャンパーズコレクションを代表するアイテムとして人気を博しており、発売当初は品薄でなかなか手に入らなかったほど。最近では公式オンラインストア「くらしのeショップ」ほか、Amazonや楽天でも購入することができます。キャンプで使うシェルフを探している人は参考にしてみてください。1万円以上する出品者は人気のために値上げしているところなので、1万円以下のところで探しましょう。

SPEC:

品番:TLS-150(MBK)
本体サイズ:幅129×奥行42×高さ86cm・重量5.3kg
材質:フレーム/スチール・アルミニウム(ポリエステル樹脂塗装)、フレーム・脚部/アルミニウム(アルマイト加工)

タフライトスタンド TLS-150(MBK) | YAMAZEN BOOK : https://book.yamazen.co.jp/product/campers/table/TLS-150_MBK

※構成、文、写真、買った人/早坂英之

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