男だったら、誰だってひとつは「myオノ」を手に入れたい(よね?)
薪を割って生活しているような人が使うガチな斧は別項に譲るとして、
このKLAXの『マルチシステムツール・アックス』は
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達して生まれたという斧。
つまりは現代のライフスタイルにおいて「ほしい!」という声が高かったということだ。
と悩ませないくらいに多機能なのだ。
カラビナ、ハンマー、スケール、ロープ通し穴、栓抜き、ロープカッター、
レンチ、六角ビット、ナイフ、そして斧。
どれが本職かわらないくらいに芸達者だが、
やはり斧という存在感が際立っている。
刃は極北の先住民族・イヌイットが使用する「ウル」という
湾曲した包丁をイメージしている。
そういうディテール、いちいちグッとくる。
専用の柄が付属しているが、じつは手頃な枝でも拾えたら柄として装着可能。
爪をたててネジを締めて固定するタイプなので安定するのだ。
つまり、コンパクトな斧=アックス部分だけを
バックパックに入れて旅を続け、
「いざ」というときに枝を拾って装着、
斧として使うとうことができる。
山の中で遭難して暖を取りたいときや、
地震などの非常時にももちろん役に立つ。
お父さん、お母さん、子どもと、
体格によって手の大きさや持つ位置も変わってくるけれど、
家庭にこれ1枚あれば、柄は自由にアレンジも可能だ。
まずはキャンプやたき火の薪割りから始めてみよう。
だんだんとこれひとつで料理でもできるようになってくると、
なんだか山でひとりでも生きていけるような気がしてくる。
KLAX/マルチシステムツール・アックス
【スペック】
全長39cm、670g。
ブレード部は幅16×厚み0.8×高さ9.5cm。
鉄、木。中国製。
「b*p General Store」でご購入いただけます。