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焚き火が快適に!薪を運ぶためのキャンプ用品「ログキャリー」をおすすめする5つの理由

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筆者私物。

地味だけど頼りになるアイテム

薪を運ぶためのキャンプ用品、ログキャリー。

帆布やナイロンなどの厚くて丈夫な生地を素材とし、トートバッグに近い形状、あるいは帯状の布に持ち手をつけた製品が一般的です。

見た目だけではわからない魅力が詰まっています。

ログキャリーはキャンプにおいて必須とまではいえないものの、あるのとないのとでは大違い。

初めて使うとき「もっと早く知っていればよかった!」と悔しくなるほど、焚き火を快適にしてくれる便利なアイテムです。

それでは実際に、どのような点で便利に感じられるのかを見ていきましょう。

車からテントサイトまでの運搬がラクになる

ベルトで縛り、座席の足もとに置いておくのもおすすめです。

長さ40cmほどもある広葉樹の薪は、見た目以上に重いものです。

車からテントサイトまでの距離を1束運ぶだけで、成人男性が息切れしてしまうほどの重さ。

薪の運搬が大変な原因には、薪自体の重さにくわえて“持ちにくさ”も大きく影響しています。

その持ちにくさを解消してくれることこそ、ログキャリーを使用する最大のメリット。

重いことは変わりませんが、大人であれば無理なく片手で運搬できるようになります。

現地で枝を集めるのが簡単に

枝を拾いながら歩けるから効率的。

薪をキャンプ場に持ち込まない場合、現地で木の枝を集めることもあります。そんなときもログキャリーの出番。

ログキャリーを手に持ちながら、ヒョイヒョイと軽快に枝を集めることができます。そして1度に大量の枝を運搬できるため効率的です。

拾ってはテントまで戻り、また拾いに行っては戻るといった、同じ作業を反復せずに済みます。

手や服をよごさずに済む

きれい好きな方にもログキャリーがおすすめです。

薪や枝をそのままの状態で運搬すると、細かい木くずや土が、手と服に付着します。

これを防いでくれるのも、ログキャリーのいいところ。

「キャンプでは服なんて汚してなんぼ!」という方であれば大したメリットになりませんが、そうでない方も大勢いるはず。

汚れるだけならまだマシで、木のささくれで服にダメージを与えることもあります。

「お気に入りのダウンジャケットの生地が裂けた」なんてことにでもなれば大問題。

普段使いしている服でキャンプをする場合はとくに、このポイントが重要になります。

余った薪をそのまま保管できる

薪があまり汚れていなければ、このまま自宅で保管できます。

持参した薪やキャンプ場で購入した薪を、その日のうちに使い切らず持ち帰ることもあるでしょう。

そんなときは、ログキャリーごとコンテナや収納ボックスに入れて保管できます。次回のキャンプで、そのまま取り出して使えて便利です。

ただし、薪を自宅へ持ち帰ったあとは、保管の仕方に注意。薪を濡れたままにしておくと、カビが発生する可能性があります。

コンテナや収納ボックスに入れて保管する場合は、あらかじめしっかり乾燥させておきましょう。

薪スタンドとして使える製品も便利

地面に置いて使っても、薪スタンドとして使ってもOK。

ログキャリーのなかには、別のパーツと合体して薪スタンドになるものもあります。

ある程度高さがあるためチェアに腰かけたまま薪を取りやすく、地面が濡れていても汚れる心配がいりません。

そのいっぽうで、荷物になるというデメリットがあります。なかでもフレームがスチール製のものは、なかなかの重量です。

薪スタンドとしても使えるログキャリーを選び、その日によってパーツを持っていくかどうかを選ぶのもいいでしょう。

ログキャリー単体であればほんの数百グラムの重量増で済み、なおかつコンパクトに丸めて携帯できます。

シンプルだからこそ応用が効く道具

道具置き場としても役立ちます。

ログキャリーは薪を運ぶことを目的とした、シンプルな道具です。

シンプルであるがゆえに多様な使い方に対応し、キャンプの快適性を大きく向上させるポテンシャルを秘めています。

まだ使ったことがないのであれば、どれだけ役に立つのかを実際に確かめてみてはいかがでしょうか。

おそらく多くの人にとって、焚き火はキャンプにおけるとくに大きな楽しみでしょう。

ささやかでも焚き火関連の道具が充実すると、期待以上の満足感を得られるかもしれません。

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

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