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折り畳みソーラーパネルの寿命は?長持ちさせるコツやおすすめ商品

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電源を使うキャンプでは、折り畳みソーラーパネルがあると便利です。しかし、製品寿命についてよくわからず、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?折り畳みソーラーパネルの寿命や長持ちさせる方法を解説し、おすすめの商品も紹介します。

キャンプで便利な折り畳みソーラーパネル

(出典) photo-ac.com

キャンプでグッズを使用するときや電子機器の充電をする際、電源の確保に困ることもあるでしょう。ソーラーパネルは、アウトドアシーンでの電源問題を解決してくれる便利なアイテムです。

コンセントがない屋外でも充電可能

ソーラーパネルは太陽光で蓄電をして、ほかのデバイスに給電ができるアイテムです。給電が必要なデバイスはさまざまありますが、主な用途はスマホの充電でしょう。ソーラーパネルがあれば、キャンプ場の電源やポータブル電源がなくても電力を確保することができます。

キャンプなどのアウトドアシーンで使う場合は、折り畳み式のソーラーパネルがおすすめです。折り畳み式は複数枚のパネルを搭載しているため、太陽光が集まりやすい特徴があります。また、折り畳むとA4サイズ程度のコンパクトサイズになるため、持ち運びしやすいでしょう。

折り畳みソーラーパネルの寿命はどれくらい?

(出典) photo-ac.com

折り畳みソーラーパネルは、一度買ったらどの程度持つのでしょうか。一般的な太陽光パネルとも比較しながら、折り畳みソーラーパネルの寿命について紹介していきます。

一般的な住宅用太陽光パネルの寿命

太陽光パネルと聞くと、住宅用のものを思い浮かべる人も多いでしょう。住宅用の太陽光パネルの寿命は、20〜30年程度といわれています。国税庁が定めるところによると、太陽光発電装置の法定耐用年数は17年となっていますが、実際には耐用年数を超えても使い続けられるものが多いようです。

ただし、太陽光発電の普及からまだ20年も経っていないため、明確な寿命は定かではありません。しかし、各メーカーが出力保証期間を25年程度に設定していることから、20〜30年は使い続けられると期待できます。

キャンプ向き折り畳みソーラーパネルの寿命

アウトドア用のソーラーパネルは、住宅用に比べると寿命が落ちる傾向にあります。アウトドア用のソーラーパネルの寿命の相場は、2〜3年程度と見積もっておきましょう。メーカーの保証期間も、数年程度に設定されていることが多くなっています。ただし、メンテナンスをしっかり行なっていれば、5年程度使える可能性もあるでしょう。

ソーラーパネルが劣化する原因には、パネルや配線の劣化や損傷・本体の経年劣化や損傷・パネルに影がかかることによる発電素子の損傷が考えられます。

ポータブル電源の寿命もチェック

ポータブル電源との併用を考えているなら、電池の寿命もチェックしておきたいところです。一般的に、ポータブル電源によく使われているリチウムイオン電池の寿命は、フル充電の回数が300〜4000回程度といわれています。使われている電池の種類や使う頻度によっては、10年程度持つこともあるでしょう。

ただし、電池が劣化しても、すぐに全く使えない状態になるわけではありません。そのため、どの状態をもって劣化したと判断するかは、その人の感じ方によります。蓄電量の低下や充電時間が長くなるなど、劣化具合が許容範囲内であれば長く使用することも可能です。

ソーラーパネル・ポータブル電源を長持ちさせるには

(出典) photo-ac.com

せっかくソーラーパネルやポータブル電源を使うなら、長く使いたいと思う人がほとんどでしょう。ソーラーパネルやポータブル電源を長持ちさせるためのコツを3つ紹介します。

定期的なメンテナンスが重要

どの家電製品にもいえますが、長く愛用するには定期的なメンテナンスを行ないましょう。ソーラーパネルの場合、目で見えるパネルの汚れをきれいに落とすことが長持ちのコツです。パネルの表面は、放っておくとホコリや雨などによって汚れてしまいます。パネルが汚れると、発電の効率が悪くなるので注意しましょう。

パネルを手入れする際は、ガラス用の洗剤を水で薄め表面をやさしく拭き取って汚れを落とします。強くこすったり、高圧洗浄機を使ったりすると、パネルが傷つく原因になるので避けましょう。

保管時や使用時の注意点

ソーラーパネルを使うときは、パネルの表面に木の葉や鳥のフンなどの汚れが付いていないか確認しましょう。汚れが付着したままだと、その部分が影になって発電効率に影響します。

ポータブル電源を使うときは、破損を防ぐため強い衝撃を与えないよう注意して扱いましょう。また、ポータブル電源は保管場所にも気を配る必要があります。高温多湿の環境に弱いため、直射日光が当たらない通気性の良い場所に保管しましょう。水にも弱いので浸水時のことも考え、高い場所に保管するのもポイントです。

ポータブル電源は過充電・過放電しない

多くのポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は、過充電や過放電をすると劣化してしまいます。そのため、ポータブル電源を長持ちさせるには、充電を切らさない・満タンの状態で充電を続けないよう注意しましょう。

目安としては、60〜80%充電した状態で保管するのがおすすめです。また、放置すると自然放電によって少しずつ残量が減っていくので、定期的にバッテリーの残量をチェックするようにしましょう。

おすすめの折り畳みソーラーパネル

(出典) photo-ac.com

最後に、おすすめの折り畳みソーラーパネルを紹介します。ソーラーパネルの購入を考えている人は、ぜひチェックしておきましょう。

アンカー「PowerPort Solar」

バッグなどに取り付けることで、移動中も充電ができるソーラーパネルです。メーカー独自の技術が搭載されており、高速充電が可能です。折り畳み時のサイズは28×16cm、重量は約420gと同社従来の製品よりもコンパクトかつ軽量化に成功しています。

生地には耐久性に優れたポリエステルが使われており、ショート防止機能も搭載しているなど、長く愛用できるのもポイントです。一つ持っておけば、さまざまなアウトドアシーンで重宝するでしょう。

 

アンカー

PowerPort Solar

サイズ:28.2 x 16 x 2.8 cm、重量:0.48kg

 

 

Jackery「SolarSaga 200」

防水・防塵機能によって、急な悪天候下でも安心して使えるソーラーパネルです。同メーカーのポータブル電源にも対応しており、ソーラーパネルからポータブル電源に充電ができるのもうれしいポイントです。ポータブル電源と併用することで、日常でも電気代の節約が期待できるでしょう。

折り畳み時のサイズは54×62.5cm、重量は約8kgと、少々大きめです。取っ手がついているので手から下げて持ち運べますが、他のキャンプ用品と一緒に持っていくにはやや労力が要るかもしれません。

Jackery

SolarSaga 200

サイズ:68 x 59 x 7 cm、重量:10kg

 

 

Aiper「160W ソーラーチャージャー」

アメリカの最先端技術を搭載したソーラーパネルです。同メーカーのポータブル電源に給電も可能で、併用にも向いています。パネルは4枚に分かれており、それぞれが規則正しく並んでいるので、発電効率が良いのも魅力です。

折り畳み時のサイズは55×44.2cm、重量は約5.1kgとなっています。少々重量はありますが、取っ手付きの収納ケースがついているので、持ち運びはしやすいでしょう。

Aiper

160W ソーラーチャージャー

サイズ:56.6 x 45.7 x 7.8 cm、重量:4.9kg

 

 

まとめ

ソーラーパネルは、電源がないところでも電力を生み出せる便利グッズです。キャンプなどのアウトドアだけでなく、災害時にも活躍してくれます。スマホへの充電を考えているなら、折り畳み式のソーラーパネルの購入をおすすめします。

住宅用のソーラーパネルの寿命は20〜30年といわれていますが、アウトドア用のものは2〜3年が相場です。ただし、定期的にメンテナンスをすれば5年程度使うこともできます。この記事で紹介した内容を参考に、ぜひ長く使えるソーラーパネルを手に入れましょう。

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