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新たな展開を始めたブランドに注目! Off the grid2017レポート Part2

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 超軽量テントのプロトタイプを展示 

ローカスギア

会場の入り口付近の広いスペースにブースを構えたローカスギア。試作品のテントを始めシェルター類を実際に張って展示。

「ローカスギア」は2009年に創業したアウトドア・ギア・メーカーであり、我が国を代表するガレージ・ブランドのひとつ。神奈川県相模原市に本社を構え、独自の発想に基づいたウルトラライト・ギアの開発と製造を進めているが、今や製品バリエーションの豊富さとクオリティ、国内外での評価はガレージ・ブランドの枠を大きく越えたと言ってもいいだろう。
そのローカスギアが「オフ・ザ・グリッド2017」で発表したのは、同ブランドとしては初のドーム型テントの試作品「カフラ HB」である。
「まだ発売時期や価格は決まっていませんが、もしも市販したら14〜15万円になるかと思います。生地はパラシュート用の生地を織っている工場に依頼したもので、染まりにくい繊維をあえて染めているため、隙間に残った染料がまだらに見え、独特の風合いになっています。これがポールを含めて850g。従来の製品より15%軽量化されています。しかも、生地だけで普通のテントが2〜3張り買える値段になる、いわばスーパーカーみたいなテントです」と説明するのはローカスギア代表の吉田丈太郎さん。

 ローカスギア代表の吉田丈太郎さん。同社はアジア各国や北米など海外輸出も積極的に行い、高い評価を得ている。

「開発に約4年がかかりましたが、年内にリリースできればと思っています」(吉田さん)
これまでの市販シェルターは、すべて自社工場製で受注生産だったが、この新しい試作テントは初めての超一流の協力工場で製造され、しかもコンスタントな生産を目指すという。これにより従来品はオーダー後、納期が2か月ほど必要だが、これは待ち時間がなくなるようにしたいという。
問い合せ:ローカスギア http://locusgear.com/

 ローカスギア初のドーム型テントの試作品「カフラ HB」。素材はオリジナル15Dのシリコン・PUのハイブリッド・コーティングとなり、縫い目はすべてシームテープ加工され、約15%軽量化。 発売時期・価格未定。

会場には従来製品のシェルターも展示。今後、このロゴが新たに製品にプリントされる。


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