家庭用の調理器具と野外用の調理器具。その違いは素材にあり。山に持って歩くような携行用のモノなら、軽さを重視したチタン製が良かったり、焚き火で使いたいなら、熱で溶けてしまうような樹脂パーツを使っていない鋳物鍋が必需品だったりする。
ビギナーキャンパーにもおすすめの、人気&定番クッカーセットをご紹介。ソロクッカーにも注目です!
トランギア / trangia
ラージ メスティン レッドハンドル
Large Mess Tin Red Handle
入荷とともに完売必至の超人気クッカー。アルミ製の角形飯盒はアルコールバーナーや焚き火と相性抜群。約3.5合の炊飯ができる。バーナーや燃料などの小物入れにも便利。ハンドルパーツ(黒のみ)も今年から登場。
サイズ:幅20.7×奥行き13.5×高さ7cm 容量:1350ml 重量:270g
GSI
グレイシャーステンレス トゥループクックセット
GLACIER STAINLESS TROOP COOKSET
1985年に設立されたアウトドア調理器具メーカーの新作。ステンレス製で耐久性のある鍋とフライパンの輝きが美しい! 焚き火を囲む大人数での調理に最適。
容量:5L、8.5L、サイズ:フライパン直径25cm。総重量:3.536kg
ソト / SOTO
サーモライトSOD-522
Thermo Lite
簡易的なクッカーとしても使えるマグとマグリッド(フタ)、保温ケース、リフターのセット。調理したらそのまま保温しながら食べられる。シングルストーブとOD110缶が収納可能。
容量:マグ750ml サイズ:マグリッド直径10.2×高さ1.2cm、リフター幅2.2×奥行き2.2×長さ8.8cm 総重量:154g
ユニフレーム / UNIFLAME
fan5 DX
ファミリーキャンパーに不動の人気を誇るフルセット。ステンレス製クッカーに、フッ素加工されたアルミ飯盒まで付属。オールインワンでコンパクトに持ち運べる。
容量:大鍋約5.5L、片手鍋約2L、ライスクッカー約3.2L サイズ:フライパン直径22.5cm、ザル直径21cm 収納サイズ:直径23×高さ19.5cm 総重量:約3kg
スタンレー / STANLEY
ベースキャンプクックセット
STANLEY BASE CAMP COOK SET
全部で19もの調理器具が直径約24×高さ16cmの鍋に収納可能。鍋にはじまり、まな板、皿、カトラリー、オタマまで。4人分のキャンプに対応し、スターターセットとしておすすめ。
容量:鍋3.5L サイズ:フライパン直径18.4cm 収納サイズ:直径23.9×高さ16cm 総重量:2.138kg
スノーピーク / Snow Peak
アルミパーソナルクッカーセット
間口が広い浅型クッカー。食材が入れやすく、調理作業もスムーズ。浅い分、お皿としても使いやすい。内壁には耐摩耗性が高まるアルマイト加工が施されている。
容量:クッカーL 1L、クッカーS 700ml、フタL 500ml、フタS 350ml 収納サイズ:直径155×高さ10cm 総重量:485g
コールマン / Coleman
アルミクッカーコンボ
アルミに焦げ付き防止のノンスティック加工が施され、後片付けも楽。鍋にライスクッカー、フライパン、ザル、計量カップをセット。赤い取っ手がアクセントになっている。
容量:ポット直径約22cm、ライスクッカー直径約19cm サイズ:フライパン直径約22.5cm 収納サイズ:約直径25×高さ20cm 総重量:約3kg
ジェットボイル / JETBOIL
1.5Lクッキングポット
別売りのジェットボイルバーナーにセット可能。底面に配した蛇腹状のフラックスリングで熱を閉じ込め、高いエネルギー効率を発揮する。口が広く、調理の際も快適。
容量:1.5L 収納サイズ:直径17.5×高さ11cm 重量:340g
ソロストーブ / Solo Stove
ポット4000
Pot 4000
ソロストーブキャンプファイヤーを収納できる、大型クッカーが登場。もちろん、ストーブ上での調理が可能。豪快な焚き火料理をご堪能あれ。ステンレス製。
サイズ:約直径20×高さ18.5cm 容量4L 重量:約830g
ベルモント / belmont
チタンドリッパー&クッカーセット[ケース付き]
ドリッパーとマグカップがクッカーの中にスタッキングできるセット。マグはダブルウォールで保温性抜群。クッカーの注ぎ口は細く、ドリップに適した湯量が出るデザイン。
容量:クッカー730ml、マグ350ml サイズ:ドリッパー直径9.5×高さ8cm 総重量:約385g
クッカーのメンテナンス術
食事はフィールドでの活動を支えるエネルギー源でもあり、最大の楽しみのひとつ。しかし、汚れやにおいを残したままにしておくと、食の楽しみが半減してしまう。
基本的に家庭用のものと同じメンテナンスでOK。炊事棟がある場合は現地で洗い(洗剤の種類はキャンプ場の指示に従うこと)、水場がなかったり、急ぐときはペーパータオルで汚れを拭き取って、自宅で洗おう。クッカーの持ち手の部分やリベットの周りなどはオフシーズンにチェックし、たまった汚れを除去しておこう。
爪楊枝で掻き出す
シェラカップなどの縁にもゴミがたまりやすい。洗剤をつけたスポンジで洗っただけで落ちないときは、爪楊枝やブラシを使い、隙間にたまったゴミを掻き出すとよい。
ブラシでゴシゴシ
クッカーの内側のリベット周りや、取っ手の付け根は汚れがたまりやすく、きれいに洗ったつもりでも意外に落ちていないことが多い。時間があるときに歯ブラシなどを使い、汚れを落そう。